プレゼンテーション「2020-2021冬春 新サービス・新商品発表会」

株式会社NTTドコモ / 技術

2020-2021冬春 新サービス・新商品発表会

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決済サービス「d払い」にて請求書払いやテーブルオーダーが12月より利用可能!dポイント含めてクーポン拡充で、加盟店向け販促プログラムも

NTTドコモは5日、オンラインにて「2020-2021冬春 新サービス・新商品発表会 docomo collection 2020-21」を開催し、同社が提供するスマートフォン(スマホ)など向け決済サービス「d払い」やポイントサービス「dポイント」の加盟店の販売促進活動を支援するマーケティングプラットフォーム「スーパー販促プログラム」を2021年1月下旬(予定)から提供すると発表しています。

これにより、各加盟店は利用者が街のお店でd払いやdポイントを使うことをきっかけにそれぞれのアプリ上でメッセージやクーポンといったお得な情報などを配信できるようになります。なお、サービス開始当初の配信可能なコンテンツはテキスト(全角500文字/1通)や画像、クーポンで、順次拡大予定です。

対応アプリはd払いおよびdポイントクラブとなっており、d払いにおいては新たに「メッセージメニュー」という形で対応します。さらにd払いでは公共料金などの請求書の支払いが可能となる機能を12月中旬、飲食店での「テーブルオーダー」を「ミニアプリ(予約・注文サービス)」に12月下旬より追加するということです。

請求書払いはd払いにて公共料金などの請求書の支払いがd払いでできるようになり、請求書に記載されているバーコードをd払いアプリで読み取るだけで、コンビニエンスストア(以下、コンビニ)などに行く手間なく簡単に支払えるサービスです。

支払える対象企業は12月中旬以降d払いサイトにて確認できるようになるとし、支払いはdポイントは利用できないほか、d払い残高からののみ行なえ、請求書払いで利用した支払い分はdポイント(通常ポイント)の進呈対象外となるということです。また請求書払いの支払い上限は300,000円/回まで。

またテーブルオーダーは飲食店のテーブルに用意されているQRコードをカメラで読み込むことで、注文から決済までを完了でき、d払いアプリ内の「ミニアプリ(予約・注文)」タブから「テーブルオーダー」を選択すると、カメラが起動するので、QRコードを読み込むとメニューが表示されてすぐに注文可能です。

サービス開始当初の利用可能店舗は「屋台屋 博多劇場」や「大衆ジンギスカン酒場ラムちゃん」、「RF1 SALAD MEAL(コレド室町店)」など、全国の飲食店約100店舗から開始し、対応する加盟店は順次拡大する予定で、d払いアプリの「ミニアプリ(予約・注文)」タブ内のマップから確認できるようになるということです。

さらにメッセージメニューは街のお店で「dポイントカード」を提示したり、d払いで支払いをした際にお店からお得なキャンペーン情報やクーポン、チラシなどが届く機能で、届いたメッセージはお店ごとのタイムライン表示になっており、簡単に内容の確認や配信停止の設定などができます。

加えて、d払いで利用できるクーポンについても種類が拡充され、これまでの複数回使用できる「提示型」クーポンに加え、事前に設定することによってd払いによるお会計時にクーポンが自動的に適用となる「決済連動型」、1回で使用済みとなる「もぎり型」、決済完了画面に買い物のタイミングや金額などによってクーポンがもらえる「レシートクーポン」が追加されます。

なお、メッセージメニューは11月下旬提供予定ですが、クーポンの拡充は12月中旬以降順次提供予定となっています。これらに合わせて同社では加盟店向けに販売促進活動を支援するOMO(Online Merges with Offline)型のマーケティングプラットフォームとしてスーパー販促プログラムを開始します。プログラムを利用することで、加盟店はdポイントやd払いを利用することで、アプリ上で加盟店が直接販促活動を行うことができるようになります。

利用者も店舗も設定の必要がなく、利用者が街のお店でdポイントカードを提示したり、d払いで支払いをすると、自動的にdポイントクラブやd払いのアプリ内のメッセージメニューに加盟店が登録され、加盟店はメッセージメニューに登録された人に対して独自のメッセージやクーポンの配信が可能です。

配信先を利用状況や年齢、性別、地域といった属性で選定できるため、再来店を促したり、さまざまな商品の購入につなげたりといった販売促進活動の質を高めることが期待でき、プログラム内のダッシュボードを活用することで、簡単に配信するメッセージの作成やチラシ画像の登録、配信対象の選定、クーポンの配信登録などが行えます。

ダッシュボードには、過去に実施した施策の分析情報も登録されるため、施策効果を一目で確認でき、次回以降のより効果的な販売促進活動につなげることが可能だとしています。提供開始時パートナーはエディオンやココカラファイン、ココス、ジョリーパスタ、すき家、高島屋、多慶屋、ビッグボーイ、ファミリーマート、福屋、フタバ図書、マツモトキヨシ、やまや、ローソン(ローソンストア100)でそれぞれ2021年1月下旬予定とのこと。