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NTTドコモ、5Gサービスを「瞬速5G」と命名。ミリ波対応エリアの拡大計画も発表
NTTドコモは11月5日に開催した2020-21冬春新商品発表会で、同社の5Gサービスを「瞬速5G」と名付け、受信最大4.1Gbpsを実現するミリ波を2020年末までに全都道府県に拡大する計画も発表しました。
・2023年度までに1兆円を投資
NTTドコモの吉澤和弘社長は、2020年3月に開始した5G通信サービスが、サービス開始から約7カ月で50万契約に達したと発表しました。
吉澤社長は、ドコモの5Gサービスを「瞬速5G」と名付け、2023年度までに1兆円を投資し、2023年度末には人口カバー率70%を目標に、通信可能エリアの拡大を推進すると語りました。2022年3月末には、全国1,000市区町村に5Gエリアを拡大する計画です。
・2020年末までに全都道府県でミリ波に対応
5G通信のうち、受信時最大4.1Gbpsの超高速通信が可能なミリ波は、2020年12月末までに全都道府県に展開する計画です。
これまで、ミリ波にはWi-Fiルーターのみが対応していましたが、11月4日からはarrows 5Gが対応する予定です。
ミリ波のエリアは、NTTドコモのWebサイトで確認できます。
なお、iPhone12シリーズでミリ波に対応するのは、アメリカで販売されるモデルに限られます。
・5Gのキャリアアグリゲーションで最大4.2Gbpsも
吉澤社長は、2020年12月には、5G周波数帯を2つ束ねて高速化するキャリアアグリゲーション(CA)を導入し、受信時最大4.2Gbpsを実現する計画についても発表しました。