プレゼンテーション「新型 MINI クロスオーバー オンライン発表会」

ビー・エム・ダブリュー株式会社 / 技術

新型 MINI クロスオーバー オンライン発表会

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【MINI MINIクロスオーバー】マイナーチェンジで何が変わった!? 改良点を紹介

2020年5月に、ドイツで発表された新型ミニクロスオーバーが、ついに日本上陸。新型の最大のトピックはエクステリアデザインの変更だ。さらに新たなグレード構成や装備やメカニズムの変更点など、新型の改良のポイントを解説しよう。

 BMWは、2020年9月30日、MINIのクロスオーバーモデル「MINIクロスオーバー」のマイナーチェンジモデルの発売を発表した。新価格は430万円~609万円となり、顧客への納車時期を10月以降からとしている。

グリルや前後バンパーをより力強いデザインへと変更

 MINIクロスオーバーの発表会は、新型コロナの影響を受け、オンライン形式で実施された。冒頭では、ビー・エム・ダブリュー株式会社 MINIディビジョン本部長 ピーター・メダラ氏が登場。MINIクロスオーバーについて、「人生にインスピレーションを与えてくれる存在であり、堅牢な車両コンセプト、5つのフル・フレキシブル・シートとオプションの四輪駆動システムALL4を備えた多彩なインテリアは日常のドライブだけでなく、長距離の移動や未舗装路を走行する際にもMINIらしい情熱をかきたててくれる、オールマイティなクルマ」とそのキャラクターを紹介した。続けて登場したMINIディビジョン ナショナル・セールス・マネージャーの山口智之氏は、これまでのMINIの日本市場での展開を振り返えりつつ、コロナウイルスの影響により販売台数こそ落ち込んだものの、夏以降は、ディーラーへの来店者数も増えており、販売も回復傾向にあることを報告した。

 新型MINIクロスオーバーのハイライトは、エクステリアデザインの変更だ。前後パンバー及び、フロントグリルのデザインを刷新。より力強さを与えることで、SUVらしいタフさを高めた。ヘッドライトは、全車が新デザインのLEDタイプとなり、精悍な顔つきの良きアクセントとなっている。またリヤLEDテールランプには、3ドアで好評のユニオンジャックをモチーフとしたものを採用し、MINIファミリーの原点が英国にあることのアピールも忘れない。

 新たなコスメティックオプションとして「MINI ALL4エクステリア」と「ピアノブラックエクステリア」を採用。「MINI ALL4エクステリア」では、前後パンパ―のアルミ・マット調の加飾や前後のボディ同色のアンダーガードを与え、オフロード感を演出。一方、キャラクターが異なる「ピアノブラックエクステリア」は都会派ユーザーにおススメ。ライトやグリル、ドアハンドルなどがピアノブラック仕上げとなり、モダンでスタイリッシュな雰囲気を高めている。

メーターが3ドア同様の液晶モニターに

 インテリアは小変更に留められているが、3ドアにも採用する薄型フラットな「マルチ・ディスプレイ・メーターパネル」を採用。JCWでは標準装備で、その他のグレードでは、ヘッドアップディスプレイと共にセットオプションとなる。またセンターディスプレイも改良が加えられ、ボタンデザインを変更するなど、先進的な雰囲気を強めている。

主力はディーゼルエンジンでガソリンやPHEVなど多彩なパワートレインを用意

 パワートレインは、主力となる2種類のクリーンディーゼルエンジンに加え、高性能なガソリンターボを備える「John Cooper Works」、そして、電動車のPHEV仕様「Cooper S E ALL」を設定。ガソリン及びクリーンディーゼルエンジン車には、バイ・ワイヤー式となる電子制御8速ATを新たに搭載したのもニュースだ。

 エントリーとしての役割も担うクリーンディーゼル「クーパーD」は、2L直列4気筒クリーンディーゼルターボを搭載し、最高出力150馬力、最大トルク350Nmを発揮。駆動方式を、クロスオーバーで唯一FFか4WDの選択ができるのもポイントだ。もうひとつのクリーンディーゼル「クーパーSD ALL4」は装備と性能をより際立たせたもので、最高出力190馬力、最大トルク400Nmを発揮し、4WD仕様が標準となる。

 スポーツモデルの「John Cooper Works」はガソリンエンジンのみとなり、2L直列4気筒ターボエンジンを搭載。最高出力306馬力、最大トルク450Nmと、まさにパフォーマンス優先。SUVながら、0-100km/h加速が5.1秒を誇る。

 そして、最後は、エコとSUVの楽しさを両立するPHEV「クーパーS E ALL4」だ。その名が示すように、スポーティさも意識したもの。1.5L直列3気筒ターボと高出力モーターの組み合わせにより、システム最高出力224馬力、最大トルク385Nmを発揮。またトランスミッションは6速ATを組み合わせるので、力強い走りが楽しめる。充電機能は、100Vと200Vの普通充電に対応。コンセントがあれば充電可能なのも魅力だ。200V利用の場合、満充電を約3.5時間で完了。電気だけでも53km(WLTCモード)航続距離を確保しているので、普段はEVとして、遠出の際は、ハイブリッドカーとして楽しむことが出来る。

大掛かりな変更がないのは高評価の証でもある

 クロスオーバーは、2011年の初代デビュー当時こそ異端の存在と捉えられる向きもあったが、MINIらしいスタイルをSUVに仕立てたギャップと実用性の高さが評価され、結果としては瞬く間に人気車に。それは世界においても同様で、MINI全体の約30%の販売を占めるまでに成長している。また、日本市場では最もユーザーの平均年齢が低く、ヤングファミリーに支持されているという。マイナーチェンジの内容が最小限なのも、その基本性能の高さの裏返しといえるかもしれない。