プレゼンテーション「新型「日産キックス」発表会 KICKS THE FIRST TALK」

日産自動車株式会社 / 技術

新型「日産キックス」発表会 KICKS THE FIRST TALK

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日産、e-POWER搭載の全く新しいコンパクトSUV「キックス」を発表|Nissan

日産は6月24日、新型コンパクトSUV「キックス」の発表会をオンラインで開催し、同月30日から発売すると発表した。

キックスのボディは、全長4,290×全幅1,760×全高1,610mmで、車両重量は1,350kg。全てのモデルに、最大出力が20%向上した「e-POWER」を搭載し、力強い加速や静粛性、ワンペダル感覚の新しいドライビングを実現したという。
「ノート」や「セレナ」でおなじみのe-POWERは、エンジンを発電専用とし、100%モーターで駆動する日産独自のユニークな電動パワートレインだ。

具体的には、発電専用となる最高出力60kW(82ps)/6,000rpm、最大トルク103Nm/3,600〜5,200rpmの1.2リッター直列3気筒エンジンと、駆動用となる最高出力95kW(129ps)/4,000〜8,992rpm、最大トルク260Nm/500〜3008rpmを発生する「EM57」型モーターの組み合わせで、駆動方式はFFの2WDのみ。燃費はWLTCモードで21.6km/ℓ(市街地26.8km/ℓ、郊外20.2km/ℓ、高速20.8km/ℓ)を達成している。

モーターの中高速域の力強さを高めたことで、高速での追い越しや合流、ワインディング走行など幅広いシーンでパワフルな走りを実現。アクセルの踏み戻しで車速を調整する「e-POWERドライブ」では、ワンペダル感覚での運転が可能になり、ブレーキを踏む回数が減少することで楽な運転ができるという。

エクステリアは、「ダブルVモーショングリル」や「フローティングルーフ」、存在感のあるLEDヘッドランプが特徴。ボディカラーはモノトーン9色、ツートーン4色の全13種。インテリアはクロスと合皮の組み合わせや、ツートーンカラーシートの採用で、モダンプレミアムな空間になっている。
また、カテゴリートップクラスのフロントウインドウ見開き角と低いウエストラインにより、開放感のある視界を確保したほか、ニールーム600mm、ヘッドルーム85mmの後席は大人が十分くつろげるサイズで、ラゲッッジルームはMサイズのスーツケース4個が収まる432リッターを確保している。

日産自動車の星野朝子副社長は、「日産独自の電動パワートレインである『e-POWER』と、運転支援技術『プロパイロット』を搭載した『ニッサンインテリジェントモビリティ』を、余すことなく体現できる新型SUV『日産キックス』を発表します。日本市場において10年ぶりのブランニューとなる新型車の爽快な電気の走りを、多くのお客さまにご体感いただきたいと思います。日産はこれからも独自の先進的な技術で、皆さまの生活にワクワクを提供していきます」とコメントした。

価格は「X」グレードが275万9,900円、「Xツートーンインテリアエディション」が286万9,900円となっている。