プレゼンテーション「G 550 4×4² プレス発表会」

メルセデス・ベンツ日本株式会社 / 技術

G 550 4×4² プレス発表会

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メルセデス・ベンツ、期間限定販売の“究極のオフローダー”「G 550 4×4 2」発表会

メルセデス・ベンツ日本は4月4日、同日から5月31日の期間限定で販売する特別仕様車「G 550 4×42(フォー・バイ・フォー スクエアード)」の発表会を、東京 六本木にあるブランド発信拠点「メルセデス・ベンツ コネクション」で開催。発表会にはメルセデス・ベンツ日本 代表取締役社長兼CEOの上野金太郎氏とともに、独ダイムラーAGでGクラス統括責任者を務めるグンナー・グーテンケ氏が出席してG 550 4×42について紹介を行なった。

G 550 4×42は、「G 550」をベースに6輪モデル「G 63 AMG 6×6(シックス バイ シックス)」と同等の足まわりが与えられた特別仕様車で、日本のほか欧州、中東、ロシアで販売される。

エクステリアではカーボンファイバー製オーバーフェンダーを装着するとともに、各ホイールに2本ずつ装着されるスプリング/ダンパーストラットと可変ダンパーシステムから構成される新開発のラリー強化仕様ツインサスペンションなどの装着により、ボディサイズは4520×2100×2240mm(全長×全幅×全高)、ホイールベース2850mmと、G 550と比べ55mm短く、240mm広く、270mm高いスペックとなる。車両重量もG 550から390kg増となる2950kgとした。また、防弾仕様車の技術をベースにした「ポータルアクスル」の採用により、最低地上高と渡河深度はG 550の235mm/600mmから460mm/1000mmへと進化。この数値はG 63 AMG 6×6とまったく同様のものになっている。

足まわりでは、各ホイールに平行する2本のスプリング/ダンパーストラットを搭載し、片方のスプリング/ダンパーストラットは固定された減衰特性で通常どおりに動作し、もう一方のストラットには電子制御可変ダンパーを採用し、走行状況に応じて減衰特性全体を変更することが可能という。走行モードは「スポーツモード」と「コンフォートモード」の2パターンを用意し、スポーツモードではダンピング特性を引き締めてダイナミックな走行が、コンフォートモードでは快適なクルージングを楽しみたい場合や、接地性が向上することからオフロード走行にも向いているとしている。また、G 550 4×42のトレッドはベースのG 550から+229mmの1774mmとなっており、325/55 R22サイズのタイヤとスポーツモードを備えるダンパーによりコーナリング性能もスポーツカーのような運動性能を実現するという。

エンジンはG 550と同じく「Mercedes-AMG GT」や「Mercedes-AMG C 63」にも搭載されるV型8気筒DOHC 4.0リッターツインターボ「M176」型をベースにしたもので、最高出力310kW(421PS)/5250-5500rpm、最大トルク610Nm(62.2kgm)/2000-4750rpmを発生。最高速は210km/hとアナウンスされている。

そのほか特別装備としてハイグロスブラックペイント22インチ5ツインスポークアルミホイール、ステンレス製アンダーガード、カーボンファイバー製フロントルーフスポイラー(LEDライト付)に加え、日本専用装備として360°カメラシステムを装備。ボディカラーは4×4 2専用カラーとなる「エレクトリックビーム」のほか「designoマグノプラチナムマット」「designoミスティックホワイトII」「オブシディアンブラック(メタリック)」の4色を設定。このエレクトリックビームはオプション扱いとなる270万円の特別塗装色となっている。

発表会の冒頭に登壇した上野社長は、「弊社は本年を“SUVイヤー”と位置づけ、2月に『GLC』を発表させていただいた。販売はとても好調で、同時に発売した特別仕様車(GLC 250 4MATIC Edition 1。250台限定)は発売後約1週間で完売した。そして本日、“SUVイヤー第2弾”としてメルセデスのSUVの頂点に立つGクラスの特別仕様車『G 550 4×42』を発表させていただく」「G 550 4×42の価格は3510万円。2014年に発表したG 63 AMG 6×6は6輪を装着するための専用ボディやオフロードを走行するため特別なホイールを採用するなど、装備も価格もスペシャルな1台だった。G 550 4×42はG 63 AMG 6×6のオフロード性能を確保しながら、オンロードの快適性も兼ね備えている。販売については本日から5月31日まで申し込みを受け付けさせていただく期間限定モデル」とコメント。

同モデルには、1979年にデビューして以来培ってきたオフロードを走破するための技術や、日常でも快適にドライビングを楽しめる技術を数多く搭載したといい、「この発表会のためにダイムラー本社からGクラス統括責任者を務めるグンナー・グーテンケ氏が来てくれた」と述べ、グーテンケ氏にバトンタッチ。

グーテンケ氏は「私にとって世界でもっとも偉大モデルの1つはGクラス。今回は史上最強のGクラスを紹介したい。日本のお客様はとても大切であり、今回こうして紹介できて大変光栄です。G 550 4×42は、日常的な使い勝手という意味ではG 63 AMG 6×6よりも少しだけ勝っているかもしれません」と述べるとともに、Gクラスの歴史などについて紹介。

また、「Gクラスは市場でもっともタフなモデルの1つで、我々はそれを証明するため世界でもっともタフなテストコースの1つであるシャックルマウンテンを持っている。このコースはただ歩くだけでも非常に厳しく、ここを走行したのは忘れられない経験になっている。Gクラスのテストでは45度の傾斜を70km/hで走ったりもする」と、Gクラスが険しいコースで厳しいテストを行なっていることを紹介したうえで、今回追加されたG 550 4×42のアンベールを実施。

このG 550 4×42については、「スポーツカーのようにも走れるし、最高の快適さも兼ね備えている。インテリアもラグジュアリー。G 550 4×42はドライビングも楽しめるので、ぜひお試しになっていただきたい。病みつきになるかもしれません」と述べて挨拶を締めくくった。

なお、上野社長からは「ダイムラーが4WDの歴史を作ってきたと言っても過言ではない」ことから、4WD車の世界共通の呼び名「4×4」を由来とし、4月4日を「4輪駆動の日」として日本記念日協会に申請・認定されたことも報告され、「現在、メルセデス・ベンツ日本が販売しているモデルは130。そのうち4輪駆動モデルは39ある。SUVモデルだけでなく、A クラスからMercedes-AMGのハイパフォーマンスモデルまで取り揃えている」とコメント。

加えて「メルセデス・ベンツ コネクション」に隣接するイベント型ブランド体験施設「Mercedes-Benz Connection NEXTDOOR」では、現在試乗イベント「SUV EXPERIENCE」を実施しており、「SUV EXPERIENCEは5月10日まで開催予定なので、まだご体験いただけていない方、もう一度メルセデスSUVの魅力に触れてみたい方もぜひご利用いただきたい」と述べるとともに、本年のテーマとして掲げている“SUVイヤー”に相応しく、2月のGLC発表、今回のG 550 4×42に続いて今月末に新しいSUVモデルを導入することを予告してプレゼンテーションを終えている。