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【メルセデスベンツ SL 新型】「発展し続ける伝統」デザインにも
メルセデス・ベンツ日本は6月2日、内外装を刷新した2シーターオープンモデル『SL』を発売した。新たに3リットルV型6気筒直噴ツインターボエンジン搭載モデルを追加し、価格は1265万~3383万円となっている。
独ダイムラー社でエクステリアデザイン シニアマネージャーを務めるアヒム・ディートリッヒ・バドシュトゥヴナー氏は同日都内で開かれた発表会で新型SLについて「まさにプログレッシブな伝統。発展し続ける伝統」とした上で、「いわゆるクールな車は伝統をきちんと踏襲する。それができるのは強力な伝統、歴史があるからだ。パワードームと呼んでいるフォルムがボンネットにある。このパワードームはスポーツカーに必須のもので、初代からずっと踏襲してきたものだ」と説明した。
またメルセデス・ベンツ日本の上野金太郎社長は「SLとはスーパーライトを略したモデル名だが、その名の示す通りフルアルミニウムボディシェルを持ち、軽量でありながらも高い剛性と最高のレベルの安全性を実現した、上質で俊敏な走りを追求している」と紹介。
さらに「新型SLには最新世代の3リットルV型6気筒直噴ツインターボエンジンを搭載したモデルを追加し、クラストプレベルの動力性能を持ちながら、環境性能も両立している。トランスミッションは電子制御9速オートマチックトランスミッション『9G-TRONIC』を採用。またアクティブ・ボディ・コントロールサスペンションに2輪車のようにコーナーで車体を内側に傾けるダイナミックカーブ機能を新たに搭載した」と述べた。