プレゼンテーション「アウディ ジャパン2017年新春会見ならびにThe new Audi A3 記者発表会」

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アウディ ジャパン2017年新春会見ならびにThe new Audi A3 記者発表会

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週刊Car&レジャー

アウディジャパン、2017年新春記者会見を実施

アウディジャパンは1月26日、A3およびそのスポーツバージョンであるS3のマイナーチェンジを発表するとともに、2017年新春記者会見を行なった。

 新春会見では、アウディジャパンの斎藤徹社長が、2016年を振り返りながら今年の事業戦略を説明した。

 斎藤社長は、「自動車業界で大きな注目となっている自動運転は、自動車メーカーとIT業界の提携により加速すると同時に、ウーバーなどのライドシェアサービスが各地で広がりを見せ、モビリティ全体で大きなパラダイムシフトが予見される」と述べ、続けて「これを受け、独本社は2025年戦略を発表。自動車メーカーからモビリティサービスプロパイダーに進化する」と、新たな経営ビジョンを掲げた。

 具体的には、「先進性こそがお客さまに対する私たちの約束。アウディは、個人の質の高いモビリティを、持続可能な形で提供する」と説明し、「今後はアウディAI、イートロン、マイアウディなどの顧客体験やサービスを提供することで、モビリティによる人間の自由を拡大していきたい」と、考えを示した。

 販売については、欧州、中国、アメリカの好調な販売を背景に前年を4%上回る187万台を記録し、7年連続で販売記録を更新した。一方、国内では、新車販売台数2万8502台、14年から3年連続で減少。しかし認定中古車は、過去最高となる1万1469台を記録している。

 国内の販売戦略としては、2016年に推し進めた①先進的で魅力ある製品の提供、②販売ネットワークパワーの強化、③ブランドコミュニケーションの強化、④顧客ロイヤリティーの向上、の4つに加え、⑤デジタルサービスの強化を新たな戦略として追加した。

 このデジタルサービスは、アウディコネクトの新機能「セーフティ&サービス」でのコールセンターサービスや、定期メンテナンスのオンライン予約などの新オンラインサービスの提供。これにより現時点で約1万人のマイアウディの会員を10倍以上に増やしていきたいと、意気込みを語った。