プレゼンテーション「「WEIN挑戦者FUND」記者発表会」

株式会社WEIN / 金融

「WEIN挑戦者FUND」記者発表会

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「このままでは日本が衰退していく」「成長するしかない」本田圭佑がアツい想いで「WEIN挑戦者FUND」設立を発表!

ブラジルのボタフォゴに所属する本田圭佑が新たな挑戦を発表した。

 日頃から“職業はチャレンジャー”と前向きな発信を繰り返してきた日本サッカー界のカリスマは、選手としてプレーするだけでなく、サッカークラブの経営やカンボジア代表の実質監督への就任、さらには数十社に渡るベンチャー企業への投資、医療ボランティア団体NPO法人「ジャパンハート」のアドバイザー就任など様々な分野で“挑戦”してきた。

 その本田が5月28日、ウェブ会見を開き、起業や新規事業をプロデュースする新会社「WEIN挑戦者FUND」を今年6月に設立することを発表した。21世紀の課題は「孤独」「退屈」「不安」にあるとし、それに挑む挑戦者を支援し、また自らも事業を行ない課題解決に向け挑戦すると説明している。

 発起人となった本田のほか、設立メンバーの元ネスレ日本株式会社代表取締役社長兼CEOの高岡浩三氏、ヘルスケアやフィットネスアプリを運営するFiNC元代表の溝口勇児氏と3人で登壇し、以下のようなアツい想いを語った。

「ファンドって自分に関係のないことだと思っているかもしれないけど、回り回って自分の生活に直結する話でもある。僕はこのままでは日本自体が衰退していくと思っている。今後人口も減っていくし、これはデータが示している。いろんな問題はあるけど、一人ひとりが挑戦して、それぞれが成長していくしかない」

「たまたま僕はファンドで行動に移しただけです。生意気に話させていただきましたが、経済に関わるすべての方、スポーツ選手、会社に勤めている方、何か挑戦する意味について、この会見を機に考えていただければ」

 これまで日本国内では47社に出資してきたという“投資家”本田は、今後国内での投資は同社を通して行なう意向を示した。

 サッカー選手としてはベテランの域に達した33歳は、経済の分野でも着実に存在感を高めている。