プレゼンテーション「UNLIMITED WORLD au 5G発表会 2020Autumn」

KDDI株式会社 / 技術

UNLIMITED WORLD au 5G発表会 2020Autumn

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auの2020年秋モデルが正式発表!Galaxy Z Fold2 5Gも登場【ほぼGalaxy】

全機種5Gへ……

本日10時夜開催されたauの発表会「UNLIMITED WORLD au 5G 発表会 2020Autumn」にて、auから登場する2020年の秋モデルが正式に発表されました。

auは今回の発表会に先行して19日よりSHARP製5GスマホのAQUOS zero5G basic DX(SHG02)を発売していますが、それに加えて多くのスマートフォンが正式に発表された形になります。

今回のコンセプトは「みんなの5G」です。auはこれから発表するスマートフォンはすべて5G対応にすると明言しました。そのため、バカ売れしたAQUOS Senseシリーズの最新機種であるAQUOS Sense4などは採用しないという大胆な戦略だといえます。

発表された5Gスマホ一覧
Galaxy Z Fold2 5G(SCG05)
今回の発表会の目玉はGalaxy Z Fold2 5Gでしょう。

Galaxy Z Fold2 5Gはスマホとしてもタブレットとしても使えるSamsungの最新折りたたみ式スマホです。SoCはSnapdragon 865級(詳細は不明)、RAMは12GBとなっており、まさにハイスペック。

また、先代のGalaxy Z Foldからディスプレイが大幅に進化しています。折りたたみ後のベゼルが一般的なスマホレベルに細くなり、展開した状態も大きなノッチがなくなり、どちらもInfinity-O(いわゆるパンチホール)となりました。

なお、残念ながらおサイフケータイ、防水はナシとなっています。au独占で11月上旬より発売となります。

Galaxy Z Flip 5G(SCG04)
また、折りたたみスマホとしてもう一台、Galaxy Z Flip 5Gも登場します。

こちらは7月に発表されたモデルですが、SoCはSnapdragon 865+とこちらもハイエンド級です。

Galaxy Z Fold2 5Gは横折りである一方で、Galaxy Z Flip 5Gは縦折り。タブレットとして使うのではなくガラケーのようにコンパクトになるという考え方となっています。

こちらもおサイフケータイ・防水はなしで、au独占で11月上旬より発売となります。

Galaxy Note20 Ultra 5G(SCG06)
また、Samsung最新のNoteシリーズであるGalaxy Note20 Ultra 5Gもauより登場します。

Galaxy Note20 Ultra 5G最大の特徴はスタイラスのS-Penが付属していること。Apple Pencil同等の9ms(0.009秒)のレイテンシーを実現し、快適なスタイラス体験ができます。Galaxy Notesを利用したPDFへの書き込み機能、Bluetooth接続によるジェスチャー機能も健在で、Noteシリーズが唯一無二のスタイラス搭載スマホであると言えるでしょう。

Galaxy Note20 Ultra 5Gはおサイフケータイ搭載で10月中旬より発売されます。

Galaxy A51 5G(SCG07)
Samsungからは廉価5GスマホとしてGalaxy A51 5Gも登場しました。

現在、ミドルレンジ4GスマホとしてGalaxy A51がキャリア各社から発売されていますが、Galaxy A51 5Gはその後継機種となるようです。

SoCはSnapdragon 765Gとなっています。Galaxy A51から進化したのはこのSoCとバッテリー性能と5Gぐらいで、外観やカメラ・ディスプレイ等の中身はほとんどGalaxy A51であるようです。

Galaxy A51 5Gは11月中旬より発売されます。

Xperia 5 Ⅱ(SOG02)
つい先日正式に発表されたSonyのXperia 5 Ⅱもauより登場します。

Xperia 5 ⅡはSoCがSnapdragon 865、カメラもToFがないこと以外はXperia 1 Ⅱ同等のZEISSブランドのカメラとなっており、かなり力が入ったモデルとなっています。

ハードウェアに力が入りすぎたあまり15万円近い超高級機種となったXperia 1 Ⅱに対してこちらは10万円前後と比較的手に入りやすい価格帯で登場しました。

Xperia 5 Ⅱは10月下旬より発売されます。

AQUOS Sense5G(SHG03)
AQUOS Sense5Gは先日発表されたAQUOSシリーズの5Gモデルの一つです。先行して発表されたAQUOS zero5G basicの下位機種という位置づけとなっています。

SoCはSnapdragon 690 5G、RAMは4GBとなっています。最大の特徴はバッテリー持ち。4,570mAhのバッテリー+省電力に特化したIGZOディスプレイで最大1週間のバッテリー持ちを実現します。

81,315円だったAQUOS Sense5G basic DXに対してAQUOS Sense5Gはそれ以下の価格で発売される見込みです。

発売日はなんと2021年春!かなり遅くに発売されることとなるようです。

以上、本日auより発表された2020年秋モデル6種類でした。

6種類のうち4種類がSamsung製、しかもそのうち2機種が折りたたみスマホという攻めたラインナップとなっています。しかもAQUOSは来年発売のため実質ほぼすべてGalaxyという結果となりました。

また、4Gスマホは一切取り扱わないと発表したことも衝撃です。おそらくAQUOS Sense4などの売れそうな4GスマホはサブブランドのUQmobileより販売されることになるだろうと思います。

肝心の価格ですが、今のところまだ発表されておらず不明です。なお、sense5Gを除く5機種は明日9月26日午前10時からの予約を受け付けます。