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新型「マツダ3」発表会の会場から
マツダの新世代商品群の第1弾となる「マツダ3」が、いよいよ日本国内でも発売された。東京都内で行われた製品発表会の様子を、写真とともにリポートする。
会場のエントランス前に展示されていた「マツダ・ファミリアプレスト ロータリー クーペ」。
「ファミリア」としては第2世代にあたるモデルだ。
続いて現れたのは5代目「ファミリア」。日本カー・オブ・ザ・イヤーの第1回受賞車である。
発表会の冒頭であいさつに立ったマツダの丸本 明代表取締役兼CEO。「マツダは2020年に創業100周年を迎えるが、次の100年に向けて最も大切なのは独自性」であり、新型『マツダ3』はこうした考えのもとに開発を進めてきた」と説明した。
新型「マツダ3」の概要について説明した、開発主査の別府耕太氏。新世代の車両構造技術「スカイアクティブビークルアーキテクチャー」とは、「乗員の頭の動きを滑らかにし、骨盤を立てて座れることを目指したものであり、結果としてリラックスして運転でき、クルマと一体になれる」と語った。
「アクセラ」から「マツダ3」への車名変更について両氏の口からは語られなかったが、マツダの広報氏によれば「テレビコマーシャルなどで浸透させていきたい」とのこと。
「マツダ3ファストバック」。展示車のボディーカラーはファストバック専用色の「ポリメタルグレーメタリック」。
「マツダ3ファストバック」はボディーサイドのキャラクターラインをなくした滑らかなボディーサイドが特徴。
リアまわりだけでなく、「セダン」と「ファストバック」ではフロントフェンダー部の造形が微妙に異なっているという。
「マツダ3セダン」では水平基調のデザインにより、フロントの端正さとリアの安定感を表現している。
会場に展示されていた内装材の見本。ピュアホワイトの本革は「マツダ3セダン」専用。
こちらは「マツダ3ファストバック」専用となるバーガンディーレッドの本革。
新型「マツダ3」のイメージパネル。写真左はカタログの1ページ目に採用されているもの。
こちらは雨の闇夜を照らす「マツダ3」。
「マツダ3ファストバック」(手前)と「マツダ3セダン」(奥)。全長はセダンのほうが200mm長い。