プレゼンテーション「2018夏 新サービス・新商品発表会」

株式会社NTTドコモ / 技術

2018夏 新サービス・新商品発表会

記者発表会の詳細を見る

S-MAX

NTTドコモ、最新フラッグシップスマホ「Galaxy S9 SC-02K」と「Galaxy S9+ SC-03K」を発表!5月18日発売。公式オンラインショップではすでに購入手続きが開始

docomo向けに最新フラッグシップスマホ「Galaxy S9・S9+」が登場!

NTTドコモは16日、今夏に発売・開始する新製品や新サービスを披露する「2018夏 新サービス・新商品発表会」を都内で開催し、アスペクト比9:18.5の縦長QHD+(1440×2960ドット)Super AMOLED(有機EL)「Infinity Display」の約5.8インチ「Galaxy S9 SC-02K」および約6.2インチ「Galaxy S9+ SC-03K」(ともにサムスン電子製)のOSはAndroid 8.0(開発コード名:Oreo)採用最新フラッグシップスマートフォン(スマホ)を発表しています。

発売日はともに2018年5月18日(金)となり、本日5月16日12時00分からドコモショップ店頭や量販店などのNTTドコモ携帯電話取扱店では予約受付が開始されており、公式Webストア「ドコモオンラインショップ」ではすでに購入手続きが開始されています。

価格(税込)はGalaxy S9 SC-02Kが99,792円(分割4,158円/月×24回)で、月々サポートを引いた実質負担額が新規契約・機種変更(契約変更含む)なら53,136円(分割2,214円/月×24回)、他社から乗り換え(MNP)なら36,288円(分割1,512円/月×24回)。

Galaxy S9+ SC-03Kが本体代金111,456円(分割4,644円/月×24回)で、月々サポートを引いた実質負担額が新規契約・機種変更(契約変更含む)なら64,800円(分割2,700円/月×24回)、他社から乗り換え(MNP)なら47,952円(分割1,998円/月×24回)。

さらにGalaxy S9 SC-02KもしくはGalaxy S9+ SC-03Kを対象期間に購入して専用Webページ( http://www.galaxymobile.jp/discover/event/docomo2018s9 )から応募するともれなく全員にdポイント5,000ポイントをプレゼントするキャンペーンを実施します。期間は購入が6月30日(土)まで、応募が7月8日(日)まで。

Galaxy S9 SC-02KおよびGalaxy S9+ SC-03Kは海外では今年2月に発表されたサムスン電子の最新フラッグシップスマホ「Galaxy S9」および「Galaxy S9+」のNTTドコモ版で、昨年発売された「Galaxy S8」および「Galaxy S8+」の後継機種です。日本ではすでにau向け「Galaxy S9(型番:SCV38)」と「Galaxy S9+(型番:SCV39)」が発表されていますが、発売日は同じ5月18日となります。

海外版と比べると、NTTドコモ版ではau版と同様に日本向けにおサイフケータイ(FeliCa)やワンセグ・フルセグ(地上デジタルテレビ)に対応し、携帯電話ネットワークではNTTドコモ回線において下り最大988Mbpsおよび上り最大75Mbpsに対応。またマイナンバーカードのIC情報を読み取る機能にも新たに対応。なお、ワンセグ・フルセグを利用するには同梱の外付けアンテナが必要。

基本的に前機種のGalaxy S8・S8+の製品コンセプトを継承しており、外観はほぼ同じで好評な近未来感のある流線形デザインを採用し、左右両端が湾曲した「デュアルエッジスクリーン」と上下の枠(ベゼル)も狭くした“ほぼ全画面デザイン”となっています。また引き続き外装はアルミ素材のメタルフレームと前面・背面パネルは強度の高いガラスを採用し、防水(IPX5およびIPX8準拠)や防塵(IP6X準拠)にも対応。

本体カラーはGalaxy S9 SC-02KがMidnight BlackおよびTitanium Gray、Lilac Purpleの3色展開、Galaxy S9+ SC-03KがMidnight BlackおよびTitanium Grayの2色展開。サイズおよび質量はGalaxy S9 SC-02Kが約148×69×8.5mmおよび約161g、Galaxy S9+ SC-03Kが約158×74×8.5mm、質量は約187g。

本体下部にはキャップレス防水のUSB Type-C端子(USB 3.0)および3.5mmイヤホンマイク端子に加え、新たに外部スピーカーが本体上部と下部によるステレオになり、音響技術「Dolby Atomos」に対応するほか、外部スピーカーの音量はGalaxy S8シリーズと比べて約1.4倍に大音量化しており、サウンドチューニングは傘下のAKGが行っているとのこと。

また背面に搭載された指紋センサーはGalaxy S8・S8+ではリアカメラと横並びでしたが、Galaxy S9・S9+では縦並びの下になっているので間違ってリアカメラのレンズを触ってしまうことが減り、使いやすくなっています。また新たに顔認証と虹彩認証がシームレスになった「インテリジェントスキャン」になり、例えば、マスクをしているときには自動的に虹彩認証で認証するなどに対応しています。

電池パックはGalaxy S9 SC-02Kが3000mAhバッテリー(取外不可)、Galaxy S9+ SC-03Kが3500mAhバッテリー(取外不可)で、引き続いてWPC(Qi)およびPMA規格互換のワイヤレス充電に対応し、有線(USB PD互換のQuick Charge 4+またはSamsung Adaptive Fast Charge)および無線ともに充電は急速充電に対応。

Galaxy S8+からの進化点はカメラ機能で、新たにリアカメラではレンズの絞り(F値)をF1.5とF2.4(ともに画角は77°)で切り替えられるようになり、通常のオート撮影などでは暗いときにはF1.5、明るいときにはF2.4に自動的に切り替えて撮影するようになっています。切り替えは機械式で、プロモードなら絞りを指定して撮影可能。

リアカメラのカメラセンサーは新たに開発されたDRAMメモリーを内蔵した1/2.55型約1200万画素CMOS「Super Speed Dual Pixel」(1画素サイズは1.4μm)を搭載し、光学手ブレ補正(Smart OIS)に対応しており、新たに「Xperia」シリーズのように960fpsのスーパースローモーション動画撮影に対応しています。ただし、撮影はHD(1280×720ドット)のみに対応。

またイメージセンサーにDRAMを内蔵したことで「マルチフレームノイズリダクション」機能も進化し、12枚の画像を1つに合成してノイズ削減するとのことで、昨冬モデル「Galaxy Note8」では3枚を合成していたため、処理量としては4倍となり、レンズやセンサーと合わせてノイズリダクションは従来より約60%改善しているということです。

さらにGalaxy S9+は望遠レンズの約1200万画素CMOSサブカメラも搭載したデュアルカメラとなっており、光学2倍相当に対応。なお、サブカメラの絞りはF2.4固定で、画角は45°、イメージセンサーは1/3.4インチ(1画素サイズは1.0μm/アスペクト比4:3)で、望遠側もSmart OISに対応し、オートフォーカス(AF)はコントラストAFに加えて位相差AF(PDAF)にも対応。

前面にはF1.7レンズ(広角80°)の1/3.6型約800万画素CMOSフロントカメラ(1画素サイズは約1.22μm/アスペクト比4:3)を搭載。新機能として「AR Emoji(AR絵文字スタンプ)」に対応し、自分の顔を3Dモデリングしてデフォルメして髪や眼鏡、洋服などをカスタマイズできるほか、キャラクターに合わせて顔を動かすとそれに合わせて動くようにできるようになっています。

チップセット(SoC)は第2世代10nm FinFETプロセスで製造された64bit対応のQualcomm製「Snapdragon 845(SDM845)」(オクタコアCPU「2.8GHz Kryo 385×4+1.7GHz Kryo 385×4」+GPU「Adreno 630」)を搭載。これにより、性能がGalaxy S8シリーズと比べてCPUで約30%、GPUで約30%向上し、一方で約20%の省電力削減も行われているとのこと。

また内蔵メモリー(RAM)がGalaxy S9は4GB LPDDR4ですが、Galaxy S9+では6GB LPDDR4Xに増量され、内蔵ストレージ(UFS 2.1)は64GB、さらにmicroSDカードスロットも搭載され、XC規格に対応した最大400GBまで利用可能。スロットはnanoSIMカード(ドコモnanoUIMカード/4FFサイズ)とともに本体上部に設置されたSIMピンで引き出すタイプ。

その他の仕様は2.4および5.xGHzデュアルバンドやVHT80 MU-MIMO、1024QAMに対応したIEEE802.11a/b/g/n/ac準拠の無線LAN(Wi-Fi)、Bluetooth 5.0 LE(最大2Mbps)、NFC Type A/B、MST(磁気テープ)、ANT+、Google Cast、Miracast、位置情報取得(A-GPS・GPS、GLONASS、BeiDou)、加速度センサー、気圧センサー、環境光(RGB)センサー、ジャイロセンサー、近接センサー、電子コンパス、指紋センサー、地磁気センサー、ホールセンサー、心拍センサー(HRM)、圧力センサーなど。