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[東京オートサロン2020] ホンダ、新型シビック・タイプRを発表
1月10日、幕張メッセ(千葉県千葉市)で開幕した「東京オートサロン2020」。その会場でホンダはシビックタイプRをはじめとした新型車の展示を行った。
同日に行われたプレスカンファレンスで登壇したホンダの寺谷公良執行役員日本本部長は、まず「ホンダは2030年ビジョンで掲げたすべての人に生活の可能性を広げる喜びを提供するを実現するためにホンダならではの二輪、四輪、パワープロダクトそしてビジネスジェットといった幅広い商品を通じて、新たな価値の提供に取り組み、昨年は120万台のホンダ製品を日本国内のお客様にお届けすることが出来ました。またホンダのもう一つの個性といえるモータースポーツ活動においても1959年のマン島TTレースへの初参戦以来、60年にわたってチャレンジを続け、昨年は二輪において三大カテゴリーでチャンピオンを獲得。そして四輪においてもF1復帰後、初めての優勝をオーストリアGPにおいて飾り、昨年は通算3勝を挙げることが出来ました」と19年の取り組みを披露。そして2020年においても、さらなる高みを目指してチャレンジを続けていくとアピールした。
1月にマイナーチェンジされる新型シビックについて、「安心安全な運転を支援するホンダセンシングの機能をさらに充実させるとともに、より洗練されたスポーツセダン、躍動感あるスポーティハッチバックへとデザインを正常進化させました」と紹介。続いて披露された新型シビックタイプRについては「サーキットにおける走りの限界性能をより高めるとともに、エンジンの冷却性能とブレーキ性能を向上させ、車の基本性能である走る曲がる止まるを中心にアップデートを行いました」と説明し、「スポーツカーとして意のままに操ることが出来る喜びをさらに際立たせるとともに、よりエモーショナルで走りを強調したデザインへと進化を果たしました」と続けた。
新型シビックタイプRは今夏発売予定。「多くのお客様により一層の操る喜びを感じていただけると確信しておりますので、ぜひご期待いただきたい」と自信を見せた。