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【東京モーターショー2017】日産、「GT-R」を超えるトルク700Nmのツインモーター4WD採用EVコンセプト「Nissan IMx」
日産自動車は、10月25日~11月5日(プレスデー:10月25日~26日、一般公開日:10月27日~11月5日)に東京ビッグサイト(東京都江東区有明)で開催されている「第45回東京モーターショー2017」でツインモーター4WDのクロスオーバーEVコンセプト「Nissan IMx」を公開した。
「Together we ride」をコンセプトにしたNissan IMxは、将来の「ニッサンインテリジェントモビリティ」の姿を体現するコンセプトモデル。ボディサイズは4700×1880×1620mm(全長×全幅×全高)で、ホイールベースは2800mm。
主な特徴として、新開発の低重心・高剛性なEV専用プラットフォームとツインモーター4WDを採用。フロントとリアに搭載したモーターによる出力は160+160kW、トルクは700Nmを発生し、高密度・大容量バッテリーを搭載して航続距離は600km以上を誇る。充電方式はワイヤレスとした。
また、9つのレーダーと、12のカメラ、6つのレーザースキャナー、16のソナーを車両に搭載した「360度センシング」とAIにより完全自動運転を実現。運転モードを「マニュアルドライブ」「プロパイロットドライブ」から選択できるようにしている。
エクステリアは“シンプルでありながらも、内側に強さを秘めたデザイン”として、「ブーメランシグネチャーランプ」「プロパイロットドライブモードインジケーション」を採用。
インテリアはフラットで広々としたキャビンスペースに“自動運転時代のクルマの新しい空間のあり方”として、パノラミックモニターと連動する木目ディスプレイを採用し、最新の技術を用いて温かさを表現。シートパターンを「枯山水パターン」とした。