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【東京オートサロン2018】新プレミアムスポーティブランド「AUTECH」の「セレナ e-POWER」「ノート e-POWER」「エクストレイル」が登場した日産ブース
1月12日、幕張メッセ(千葉県千葉市美浜区)において「東京オートサロン 2018」が開幕した。西ホールにブースを構える日産自動車は、カスタムカーの祭典らしく2017年11月に発表した新プレミアムスポーティブランド「AUTECH」と、パフォーマンスを表現するNISMOブランドのモデルを中心に展示を行なっている。
なかでも目を引くのが、「セレナ e-POWER」「ノート e-POWER」「エクストレイル」のAUTECHコンセプトモデル。2017年11月に行なわれたブランド発表会ではガソリン仕様の「セレナ AUTECH」がお目見えしたが、今回のオートサロンでは2018年春の発売が予告されている「セレナ e-POWER」をベースにしたコンセプトモデルが登場した。
セレナ AUTECHのガソリン仕様については、2月1日に発売されることが正式にアナウンスされた。2WD(FF)と4WDをラインアップする「AUTECH」に加え、専用の17インチアルミホイール&サスペンション、ボディ補強、チューニングコンピュータ、電動パワーステアリング、VDC、マフラーなどを装備する「AUTECH SPORTS SPEC」の3グレードを展開。価格は298万5120円~356万7240円となる。
いずれもグレードもフロントグリル、フロントエアロバンパー、フロントプロテクター、リアバンパー、リアプロテクター、テールフィニッシャー&マフラーなどが専用品になるとともに、LEDヘッドライト、LEDフォグランプ、LEDリアコンビネーションランプ(クリアライナータイプ)を装備。
インテリアでは「AUTECH」のアイコニックカラーであるブルーを随所にあしらうほか、クリスタルスエード仕様のシートを採用した。このシートではセレナで唯一、本革仕様も選択可能になっている。
ボディカラーはシャイニングブルー、アズライトブルー、ブリリアントホワイトパール、ダイヤモンドブラック、インペリアルアンバー、マルーンレッド、ダークメタルグレーに加え、ブリリアントホワイトパール/ダイヤモンドブラックの2トーン仕様も用意される。
オートサロンの会場では、オーテックジャパンおよびニッサン・モータースポーツ・インターナショナル 社長兼最高経営責任者であり、日産自動車 ニスモ・ビジネス・オフィス 代表を務める片桐隆夫氏がセレナ AUTECHのプレゼンテーションを実施。
近年ニーズが高まっているというスポーツ嗜好のユーザーに対してNISMOとAUTECHという2枚看板で対応していくことを説明するとともに、セレナ AUTECHについて「エクステリアではプレミアムスポーティとして細部まで作り込まれたディテールと、メタリックシルバーの専用パーツによって上質と先進性を表現しました。また、AUTECH SPORTS SPECでは家族や仲間を載せる機会の多いミニバンの特性を考慮し、タイヤ&ホイールは基準車の最大サイズから1インチアップの17インチが最適として採用しました。インチアップしたタイヤ性能をフルに発揮させるため、サスペンションやパワーステアリングのチューニング、ボディ剛性アップを行なっています。加えてエンジン制御コンピュータを変更することでレスポンスを向上するチューニングを行ないました」と説明。
また、エクステリアで装着するAUTECHバッヂについて、「オーテックジャパン発祥の地である湘南の海を表現した“湘南ブルー”を採用し、オーテックジャパンのデザインとクルマづくりのこだわりを湘南ブルーのエンブレムに込めてお届けします」とアピールするとともに、「ミニバン市場に今回セレナ AUTECHを投入しました。そして、今後プレミアムスポーティのオーテックブランドとしてより多くのお客様にお届けできるよう、SUVやコンパクトカーなど設定車種を拡大していきます」と意欲を見せた。