プレゼンテーション「新型「日産ルークス」発表記者会見」

日産自動車株式会社 / 技術

新型「日産ルークス」発表記者会見

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日産、スーパーハイト系軽乗用車「新型ルークス」を発表

日産自動車は、スーパーハイト系軽乗用車「新型ルークス」を発表し、3月19日から発売する。6年ぶりにフルモデルチェンジした日産のスーパーハイト系軽乗用車として3代目となる新型は、「デイズ ルークス」から「ルークス」と車名を変更し、クラストップレベルの広い室内空間、ハンズフリーオートスライドドア、機能を強化した高速道路の同一車線運転支援システム「プロパイロット」などを採用している。

エクステリアは、標準モデルがモダンでシンプル、ハイウェイスターモデルが大きめのVモーショングリルを配した迫力あるフロントマスクなど、ワイドかつ上質なスタイルとなっている。

インテリアは、水平基調のすっきりとしたインパネ、操作性を向上させたタッチパネル式のオートエアコン(グレード別設定)、上質なトリコットシートなどを採用している。カラーは、標準モデルは明るいグレージュ基調のアイボリー、ハイウェイスターモデルはブラック基調のエボニーで、ハイウェイスターモデルには本革巻ステアリング(ブラウン)、ダブルステッチを施したレザー調インパネ、合皮/トリコットのコンビシートなどをセットにした「プレミアムグラデーションインテリア」をメーカーセットオプションで用意する。

パワートレーンは、NA車が659cc直3DOHCエンジン(最高出力52PS/最大トルク6.1kg・m)、ターボ車が659cc直3DOHCターボエンジン(最高出力64PS/最大トルク10.2kg・m)を搭載し、マイルドハイブリッドシステム(モーター:最高出力2.7PS/最大トルク4.1kg・m)、CVTのトランスミッションを組み合わせる。

先代の2430mmから65mm延長した2495mmのホイールベースにより、快適な室内空間を実現し、助手席シートの肩口にはリヤシートのアクセスに便利な「助手席シート肩口リクライニングレバー」、リヤシートにはクラストップのスライド量となる最大320mmのロングスライドを備えているほか、「ハイウェイスターGターボ プロパイロットエディション」グレードには前後の移動がスムーズにできるフロントセパレートシートなどをセットにしたメーカーセットオプションを用意する。ラゲッジルームは、ラゲッジアンダーボックスを搭載し、リヤシートの位置を最前端にした場合は48Lのスーツケースを4つ、リヤシートを倒した場合は27インチの自転車を積載することができる。

収納スペースは、インパネセンタートレイ、インストセンタースライドトレイ(引き出し式、カップホルダー付き)、インストセンターロアボックス、カップホルダー(インパネ運転席/助手席)、インスト助手席トレイ、インストスライドボックス(助手席・引き出し式)、グローブボックス(助手席)、ドアポケット(フロント・ボトルホルダー付き)、シートサイドポケット(リヤ)、助手席シートバックポケット(アッパー/ロア・グレード別設定)、助手席シートアンダーボックス(車検証収納トレイ付き)などのほか、折りたたみ格納式のパーソナルテーブル(運転席/助手席・カップホルダー各2個、コンビニフック各1個)、USBソケット(助手席シートバック部)などをセットにしたメーカーセットオプション(グレード別設定)を用意する。

先進安全装備は、夜間での性能が向上したクルマなどを検知して衝突回避および被害軽減をサポートする「インテリジェント エマージェンシーブレーキ」などを全車標準装備し、2台前を走るクルマを検知して前方に潜む危険に対して注意を促してくれる軽初採用の「インテリジェント FCW(前方衝突予測警報)」、車線内での車両のふらつきを知らせてくれる「インテリジェント DA(ふらつき警報)」、車両進入禁止、最高速度、一時停止の標識をメーター内に表示してくれる(車両進入禁止はブザーでも知らせてくれる)「標識検知機能」、信号待ちなどの停車中に先行車が発進しても自車が停止し続けた場合に先行車の発進をお知らせする「先行車発進お知らせ」の4つの機能を追加した。

さらに、ハイウェイスターモデル(グレード別設定)には、新たにミリ波レーダーを搭載したことで、より遠くの先行車の状況を検知してスムーズな制御ができるなど機能を向上させた高速道路の同一車線運転支援システム「プロパイロット」、ハイビームで走行中に対向車&先行車を検知すると、照射範囲を自動で調整してくれる「アダプティブLEDヘッドライトシステム」のほか、事故などの緊急時に便利な[SOSコール・「X」グレードにメーカーオプション、ハイウェイスターモデルは標識装備]を採用している。

快適装備(グレード別設定)は、両手に荷物を持っている時に便利な足の動きでリヤスライドドアを自動で開閉できる「ハンズフリーオートスライドドア(助手席側/両側)」、室内の空気を循環させる「プラズマクラスター搭載リヤシーリングファン」、後席の快適性を高める「ロールサンシェード(リヤ)」、汚れや水分が拭き取りやすい「撥水加工シート」のほか、助手席側リヤスライドドアに乗り降りをサポートする「オートステップ」をオーテック扱いオプションで用意する。

標準モデルにはモノトーンカラーを9色、2トーンカラーを2色の全11色、ハイウェイスターモデルにはモノトーンカラーを8色、2トーンカラーを3色の全11色を設定する。2トーンカラーは、ルーフ、ドアミラーにカラーアクセントを施している。

オーテックは、エクステリアは「オーテック」ブランドモデル共通の表現であるドットパターンのフロントグリル、フロントバンパー、ドアミラー、アウトサイドドアハンドルにシルバーのカラーアクセント、専用14インチアルミホイール、インテリアはブラウンの専用レザー調インパネ&ドアトリム、ブラウン&アイボリーの専用レザー調/トリコットコンビシートなどを採用している。ボディカラーは、アトランティックブルー/ブラック 2トーン、アッシュブラウン/ブラック 2トーン、ホワイトパール/ブラック 2トーンの3色のオーテック専用色を含めた全9色を設定する。

助手席スライドアップシート、送迎タイプの2モデルをラインナップ。軽初設定の送迎タイプは、助手席側リヤスライドドアのピラー部に握りやすい後席大型乗降用グリップ、後席に走行中に体を支えることができるシートバックグリップ(運転席/助手席)、乗車時に利用者の杖を簡単に収納できる杖立て(助手席シートバック右側)、ラゲッジに歩行器や車いすを固定できる車いす/歩行器固定用ゴムネットやラゲッジトレイ、汚れや水分が拭き取りやすい防水シート(グレード別設定)などを採用したほか、乗降用グリップ(助手席)、オートステップなどもオプションで用意する。

X
●全長×全幅×全高(mm):3395×1475×1780<1800>●ホイールベース(mm):2495●車両重量(kg):960<1020>●駆動方式:FF/4WD●パワートレーン(最高出力/最大トルク):659cc直3DOHCエンジン(52PS/6.1kg・m)+モーター(2.7PS/4.1kg・m)●トランスミッション:CVT●WLTCモード燃費 (km/L):20.8<18.2>●燃料タンク容量(L):27[レギュラー]●最小回転半径(m):4.5

ハイウェイスターGターボ プロパイロットエディション
●全長×全幅×全高(mm):3395×1475×1780<1800>●ホイールベース(mm):2495●車両重量(kg):1010<1060>●駆動方式:FF/4WD●パワートレーン(最高出力/最大トルク):659cc直3DOHCターボエンジン(64PS/10.2kg・m)+モーター(2.7PS/4.1kg・m)●トランスミッション:CVT●WLTCモード燃費 (km/L):18.8<16.4>●燃料タンク容量(L):27[レギュラー]●最小回転半径(m):4.8

※<>の数値は4WD車。