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3代目の新型日産ノートは、1.2L+モーターの進化版「e-POWER」を搭載。後日4WDも発表予定【新車】
■「プロパイロット」にナビとの連携機能を盛り込む
2020年11月24日、日産はコンパクトカーのノートをフルモデルチェンジし、同年12月23日に発売予定と発表しました。
日産ノートは、Bセグメントモデルの中でも広い後席をはじめ、2016年11月には100%電動駆動の「e-POWER」が初めて設定されたモデルでもあります。新型ルーテシアと同様、ルノー、日産、三菱アライアンスによる新プラットフォーム「CMF-B」が採用される3代目の新型ノート。
さらに第2世代の「e-POWER」が搭載され、1.2Lエンジンとモーターを備えた「e-POWER」のみとなっています。
新型ノートではモーターとインバーターが一新され、モーターは先代からトルクを10%、出力を6%向上させたことで、よりパワフルで気持ちのいい発進加速と、中高速からの追い越しでの力強い加速感を実現したとしています。インバーターは、第1世代よりも40%小型化、30%軽量化され、さらにエンジンの効率も向上したことにより、加速と燃費性能の向上を両立。また、システムの制御によるエンジンの作動頻度低減や、車体の遮音性能向上により、1クラス上の静粛性が確保されたそう。
さらに、路面状態からロードノイズが大きいと判断した場合には、積極的に発電を行う制御システムが世界で初めて搭載されています。また、発表時はFFのみとなっていますが、前後に備えた2つの強力なモーターで4輪を駆動する本格電動4WD仕様も、2020年12月に発表する予定になっています。
もちろん、先進安全装備も用意されています。「360°セーフティサポート」を実現する先進安全技術が搭載され、全方向での安全性を向上。また、「プロパイロット(ナビリンク機能付)」が初めて搭載され、高速道路での同一車線走行時の運転操作をサポートする「プロパイロット」に、ナビとの連携機能を付加。
これにより、制限速度の変化に伴う設定速度の切り替えや、カーブの大きさに応じた減速をシステムが支援し、ドライバーの操作頻度を軽減することで、ドライバーの疲れを軽減させるそう。
さらに車体骨格には、日産初の1470MPa級の超ハイテン材(冷間プレス用超高張力鋼板)が採用され、軽量化と衝突安全性を高い次元で両立。エクステリアデザインは、フロントグリルと一体化された薄型ヘッドランプが新型Vモーションクロームにつながっているのが特徴。
さらに、フロントからリヤまで一本の線でつながるキャラクターラインとその下に広がるクリーンで見る角度により、張りのある面の抑揚、水平に広がる横一文字のシェイプをもつ特徴的なシグネチャーのリアコンビランプなど、日産の新しいデザイン言語が具現化されています。
先進的なインテリアも見どころです。外に向かって広がるようなインパネにセンターディスプレイと一体化されたメーターが備わり、電動化に相応しい先進感と使い易さを兼ね備えているそう。インテリアもまた、日産の新たなインテリアデザインの思想が具現化されています。
新型ノートの価格は「F」が205万4800円、「S」が202万9500円、「X」が218万6800円となっています。