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新型 三菱 eKクロス発売!デザインと色にこだわった軽SUV【最新詳細情報】
三菱新型eKクロスが登場!新型クロスオーバー軽SUV
2019年3月28日、新型軽自動車『eKワゴン』『eKクロス』発表会が開催され、同日に三菱eKワゴン/eKクロス(eK X)が発売されました。
なかでも「eKクロス」は三菱の新型クロスオーバー軽SUV。これまでの「eKカスタム」と同じくカスタムモデルの立ち位置ですが、三菱は気合を入れて車名やコンセプトを一新。eKワゴンとは異なる性格のeK派生モデルとして販売されます。
三菱も『軽ハイトワゴン×カスタム系/SUV系』に参入へ!
発表会では商品戦略本部 チーフプロダクトスペシャリストの吉川淳氏が登壇。ここ10年間で軽自動車の価値が変わり、ユーザーが車選びの際に重視するポイントも大きく変化したことを解説してくれました。
調査によると、10年前に重視されていたのは「税金の安さ」「価格」「使い勝手」。しかしそれが当たり前となった現在においては、ユーザーが重視するのは「ボディカラー」「デザイン」「価格」に変化。
さらに昨今の軽自動車市場においては、ハイトワゴンが30%を占めており、なかでもカスタム系デザインやSUV系デザインのモデルの人気が高まっています。
このことから、三菱の軽ハイトワゴン「eKワゴン」においても、カスタム系/SUV系モデルの開発に着手したということです。
三菱といえば、パジェロやデリカなどオフローダーを得意とする自動車メーカー。「eKクロス」もその流れをくみ、タフで冒険心あふれるデザインを追求。それゆえeKクロスへの自信は並々ならぬものがあり、新型eKシリーズの半分以上は「eKクロス」で売りたい!という意気込みでした。
ワゴンは既存ユーザー、クロスは新規ユーザーを意識
新型eKシリーズの半分以上は「eKクロス」で売りたい!という意気込みの三菱。ノーマルモデルの「eKワゴン」は既存の三菱ユーザー向け、カスタムモデルの「eKクロス」は他メーカー車に乗っている新規ユーザー向けという棲み分けを行うそうです。
デリカ顔のタフな外装。三菱らしいデザインと豊富なカラバリ
新型eKクロスはひとめで三菱の車と分かる「三菱らしい」デザインと、豊富なカラーバリエーションが意識されています。
フロントフェイスには現在の三菱のフロントデザインアイコンである「ダイナミックシールド」を採用。最近発表された三菱の新型車ではデリカ D:5のデザインが話題ですが、新型eKクロスもまさにデリカ顔。軽自動車ながらダイナミックシールドを採用したフロントデザインは、デリカのようにワイドでアグレッシブです。
また、SUVの力強さとハイトワゴンをかけ合わせたという車名からもうかがえる通り、内外装もクールかつシンプルで使いやすい印象。ナビは従来の7インチに加えて、9インチも選ぶことができます。
トーン6種類、2トーン5種類の11色を用意
カラーバリエーションは1トーン6種類、2トーン5種類の11色を用意。ルーフとボディを塗り分けた2トーンカラーでは、ルーフの色を全て違う色にしたというこだわりです。
軽で初!同一車線運転支援「マイパイロット」搭載
新型eKクロスには、三菱の軽自動車として初めて高速道路同一車線運転支援技術が搭載されます。
名称は「MI-PILOT(マイパイロット)」。新型デイズに搭載されるプロパイロットと同じく、前車追従・停止・再スタートが可能な運転支援システムです。さらに、車線中央をキープするステアリングアシストなどで、ドライバーをサポートします。
新開発エンジン&マイルドハイブリッド採用
新型eKクロスのエンジンはルノーが手がけた新開発エンジンです。ルノーが基本設計を担当し、日本国内で部品調達および製造が行われます。
さらに、3気筒エンジン+電気モーターのマイルドハイブリッドを採用。ターボモデルについてもターボエンジンのブラッシュアップにより、高い走行性能と燃費性能を両立させています。
eKクロスの新車価格は141万円~
新型eKワゴンの派生モデルである新型eKクロスは、ワゴンよりも10万~20万円ほど高い価格設定です。
また、eKクロスは「M」「G」「T」すべてマイルドハイブリッドモデル。うち、「T」はマイルドハイブリッド+ターボモデルです。
先代まであったeKカスタムはどうなる?
新型eKクロスの登場により、「eKカスタム」の名前はラインナップからなくなりました。
兄弟車であるデイズにも、カスタムモデル「デイズハイウェイスター」がありますが、こちらは都会的なカスタムモデルといった見た目。これに対し新型eKクロスは、三菱らしいタフさや冒険心を表現したといいます。それぞれ異なる性格の派生モデルは、なかなか人気が出そうです。