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メルセデス・ベンツ、高い実用性、安全性、快適性を兼ね備えた新型SUV「GLC クーペ」発表会
メルセデス・ベンツ日本は2月22日、東京 六本木の「メルセデス・ベンツ コネクション」において、同社SUVで7番目のモデルとなる「GLC クーペ」の発表会を開催した。また、同日より受注を開始し順次発売を開始する。「メルセデスAMG GLC 43 4MATIC クーペ」は、3月下旬に発売予定している。
発表会では、すでに発売されている「GLC」とベールをかぶった「GLC クーペ」が並び、カジュアルな服装を身にまとったメルセデス・ベンツ日本 代表取締役社長兼CEOの上野金太郎氏が登壇。2016年にメルセデス・ベンツは、グローバルおよび日本で過去最高の販売台数を達成したことを報告。また、1月も前年の実績を越えたという。
特に日本において近年顕著に伸びているSUV市場については、メルセデス・ベンツも昨年年初より多数のモデルを投入して、ブランド内でのSUVの構成比率が20%を超えたという。現在、メルセデス・ベンツのSUVラインアップは国内最多の6車種。上野氏は、「この中で販売増に大きく貢献している『GLC』は、メルセデス・ベンツのベストセラーモデルである『Cクラス』の先進性を備えた新世代SUV。日本の道路事情や駐車場にフィットしたボディサイズ、Cクラスの安全性やインテリアなどの高い質感に対して大変好評をいただいている」と語った。「GLC」を購入する約6割がメルセデス・ベンツを初めて購入するユーザーで、さらにSUVも初めてというユーザーが多いのも特徴だという。
「GLC」としてはさらに価格を抑えた2輪駆動のガソリンモデル「GLC 200」、クリーンディーゼルモデル「GLC 220 d 4MATIC」を追加し、ラインアップは9モデルとなる。また、「GLC 250 4MATIC」には「AIR BODY CONTROLサスペンション」を標準で装備。「GLC 350 e 4MATIC」と「AMG GLC 43 4MATIC」には、ヘッドアップディスプレイを新たに標準で装備する。
そして「GLC クーペ」がアンベールされ、カジュアルな服装に着替えた上野氏が登場して「GLC クーペ」を紹介。「GLC クーペ」は、「GLC」をベースにクーペデザインを取り入れ、スタイリッシュでスポーティなエクステリアに、ゴルフバッグを最大3セット積載できるラゲッジスペースなど、高い実用性とメルセデス・ベンツの安全性、快適性を兼ね備えたSUVクーペだという。
上野氏は、「『GLC』はアクティブでカジュアル、『GLC クーペ』はスタイリッシュで都会的なライフスタイルを好まれるお客様に乗っていただきたい」と語る。「GLC クーペ」は、クーペスタイルでありながら後席の居住性も確保してあり、大人も快適に過ごすことができるという。
また、「GLC」と同様にステレオカメラやミリ波レーダーで車両の周囲を監視し、アクセル、ブレーキ、ステアリング操作をサポートすることで、部分自動運転を実現するレーダーセーフティを標準で装備。さらに、自動でステアリングを操作し、駐車をサポートする「アクティブパーキングアシスト」も標準装備となっている。
そのほか、会場では「メルセデス・ベンツ コネクション」に隣接する「Mercedes-Benz Connection NEXTDOOR(メルセデス・ベンツ コネクション ネクストドア)」のイベント第5弾として、ポーラとコラボーレーションした、美の体験イベント「ポーラ トーカーズテーブルフィーチャリング ウィースラッシュ」を2月23日~5月21日までの期間限定で開催することが発表された。
メルセデス・ベンツ コネクションは2011年のオープン以来、550万人以上が来場し、その約6割が女性客という。メルセデス・ベンツのグローバルでは、「She’s Mercedes」というマーケティングを展開していることもあり、より多くの女性客に楽しんでもらえる機会を提供したいとの思いから、ポーラとのコラボレーションを開催するという。ポーラ代表取締役社長の横手喜一氏、ポーラ宣伝部部長 渡邉和子氏が登壇し、イベント内容の説明があった。
イベントは、特設されたテント内で無料の参加型トークイベント「POLA TALK TABLE」の開催、ポーラ社員食堂「美肌食堂」での知見を生かして美肌と健康を考えたメニューを提供する「POLA ビューティーDELI」、生命美をテーマに世界各地の魅力的な樹種を集め、スーパーハイレゾ音響システムでリラックスできる「Plants & Music」の3つの展開をする。