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「メルセデスAMG GT 4ドアクーペ」が日本で正式デビュー
メルセデス・ベンツ日本は2019年2月14日、世界初のAMG専売ディーラーとして2017年に誕生した「AMG東京世田谷」において、ハイパフォーマンス4ドアスポーツカー「メルセデスAMG GT 4ドアクーペ」を発表し、同日に受注を開始した。
メルセデスAMG GT 4ドアクーペは、2018年3月のジュネーブモーターショーでワールドプレミアされたAMG独自開発モデルで、2ドアクーペの「AMG GT」、オープンカーの「AMG GTロードスター」に続くGTシリーズ第3弾となる
ファストバックスタイルの大きく開くテールゲートを採用した4ドアクーペのボディーは、全長×全幅×全高=5054×1953×1447mm、ホイールベースは2951mmというビッグサイズ(AMG GT63 S 4MATIC+の場合)となる。大人4人が快適に高速移動できる、ゆとりあるキャビンとスポーツカーのパフォーマンスが融合しているとメルセデスはアピールする。荷室は、通常使用時で461リッターの容量を確保し、リアシートをすべて倒すと最大1324リッターまで拡大可能。高い実用性を持っている。
トップモデルとなる「AMG GT63 S 4MATIC+」と、同車をベースにした専用装備採用の導入記念モデル「AMG GT63 S 4MATIC+エディション1」(乗車定員4人)は、共に最高出力639ps、最大トルク900Nmの「ホットインサイドV」と呼ばれる4リッターV8ツインターボエンジンに、9段ATの「AMGスピードシフトMCT」を組み合わせて搭載。リアアクスルステアリング(後輪操舵機能)を持つ4WDの駆動方式を採用している。0-100km/h加速3.2秒、最高速度は315km/hという実力で、ニュルブルクリンク北コースにおける、量産4ドアモデル最速となる7分25秒41のタイムをマークしている。
こうしたパフォーマンスに加え、再発進機能付きACCの「アダプティブディスタンスアシスト・ディストロニック」や自動車線変更機能「アクティブレーンチェンジアシスト」のほか、「アクティブステアリングアシスト」「渋滞時緊急ブレーキ機能」などといった機能を盛り込んだ最新のADAS「レーダーセーフティパッケージ」を標準装備。メルセデスとして期待される安全性もセリングポイントになっている。
日本でのラインナップは前述のAMG GT63 S 4MATIC+のほか、最高出力367psの3リッター直6 DOHCターボエンジン(ISG=モーター兼発電機搭載)を採用した「AMG GT43 4MATIC+」と、最高出力435psの同エンジンを積む「AMG GT53 4MATIC+」の3グレード。エディション1を含む価格は以下の通り。
なお、納車は2019年5月以降を予定している。