プレゼンテーション「メルセデス・ベンツ GLC&GLCクーペ 発表会」

メルセデス・ベンツ日本株式会社 / 技術

メルセデス・ベンツ GLC&GLCクーペ 発表会

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メルセデス・ベンツ GLC/GLCクーペが内外装のデザイン変更などマイナーチェンジ

2019年10月3日、メルセデス・ベンツ日本はマイナーチェンジしたGLCとGLCクーペを発表し、注文受付を開始した。デリバリーは、メルセデスAMGモデルは2019年12月ごろ、その他のモデルは2019年11月ごろを予定している。(タイトル写真はメルセデス・ベンツ日本の上野社長)

安全&快適装備も充実

日本でも販売が開始されたばかりのEV、EQCを含めれば8車種のSUVをラインアップするメルセデス・ベンツ。中でも今回マイナーチェンジされたGLCは、2018年に日本で6300台以上を販売し、SUVラインアップの中では日本で最も売れているモデルだ。

そんなGLCはメルセデス・ベンツ CクラスをベースにしたミドルサイズSUVだ。先代モデルはGLKの名称で日本では2008年から発売されていたが、2015年(日本では2016年)に現行型が発表されたとき、メルセデス・ベンツの新たな名称体系に伴ってGLCと変更された。GLCクーペは2017年に追加されたクーペSUVだ。

今回の変更点は、エクステリアではクローム仕上げのアンダーガードと2本のパワードームを備えたボンネットが目を引く。ラジエターグリルのツインルーバーデザインとともにSUVらしさを強調している。オプションのAMGラインを選ぶとシングルルーバーのグリルなど、フロントまわりはスポーティさを強調したデザインとなる。リアはバンパーとエグゾーストエンド、そしてLEDリアコンビランプが変更された。

インテリアではダッッシュボード中央に10.25インチのワイドディスプレイを装備。Sクラスと同じデザインのステアリングホイールも採用され、さまざまなリモコン機能も備わっている。また、各種ヒーターやパフュームアトマイザー、シート設定、照明、音楽等のシステムを統合的にコントロールして快適性を高める「エナジャイジング コンフォート」を全モデルにオプション設定している。他の最新メルセデス車同様に対話型インフォテインメントシステム「MBUX」も搭載し、テレマティクスサービスの「メルセデス ミー コネクト」も標準設定している。

AMGモデルは専用のラジエターグリルや前後エプロン、そして専用ステアリングなどでハイパフォーマンスを示している。

パワートレーンはGLC220d(クーペも、以下同様)が2.0L 直4ディーゼルターボ、GLC300が2.0L 直4ガソリンターボ、AMG GLC43が3.0L V6ツインターボ、AMG GLC63と63Sが4.0L V8ツインターボ。トランスミッションは全モデルで9速ATで、駆動方式も4WDのみ。

車両価格(10%税込)は、GLCが220d 4MATICの690万円〜AMG 63S 4MATIC+の1487万円。GLCクーペが220d 4MATICの721万円〜AMG 63S4MATIC+の1519万円。ハンドル位置は、全モデルとも右となる。