プレゼンテーション「シボレー 新型カマロ発表会」

ゼネラルモーターズ・ジャパン株式会社 / 技術

シボレー 新型カマロ発表会

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マイナーチェンジした「シボレー・カマロ」発売

ゼネラルモーターズ・ジャパンは2018年11月22日、マイナーチェンジした「シボレー・カマロ」を発表し、同日より販売を開始した。今回のマイナーチェンジに合わせ、1969年の「カマロSS」をモチーフとした「ローンチエディション」も設定し、計50台限定で販売する。

輸入元のゼネラルモーターズ・ジャパンが“新型シボレー・カマロ”と呼ぶ6代目をベースとしたマイナーチェンジモデルは、エクステリアの大幅な変更のほか、最新世代のインフォテインメントシステムやリアカメラミラーなどを採用。エキサイティングなデザインと、パフォーマンスの向上を追求したという。

実車を見て最も印象的だったのが、個性的なデザインに磨きをかけたフロントフェイスである。新デザインのLEDヘッドライトと力強く精悍(せいかん)な大型のフロントグリルを採用。その中央に配置されるブラックグリルバーと一体化した、シボレーのトレードマークである“ボウタイ”は、中空式となり、空気の取り入れ口を兼用している。

通常のボウタイエンブレム(未開口)装着時に比べ、オープン構造によりエアフローが毎分3立方メートル増加。長時間のサーキット走行では冷却水/エンジンオイル温度を1.2度低減、トラックパフォーマンスを向上させるという。さらにトップグレードとなるカマロSSでは、フード中央部にエア排出用の大型エクストラクタースタイルフードを装備し、エンジンルームの冷却と最適なエアロダイナミクスを構築。他グレードとの差別化も行っている。

トップモデルとなるカマロSSには、新たにシフトパドル付き10段ATを搭載。最高出力453psの6.2リッターV8 OHVと組み合わせている。同時にカマロSSには、V8エンジンのパフォーマンスを最大限に発揮する機能として、発進時のエンジン回転数やリアタイヤのスリップ率を選択できるカスタムローンチコントロールと、駆動輪のグリップを最大化するバーンアウト(ホイールスピンをさせてタイヤの温度を上げ、駆動輪のグリップ力を最大限にひき出す状態)を行うためのラインロック機能を標準装備している。

その他、インフォテインメントシステムが解像度を高めた最新世代となり、モニター/ドアトリムパネル/カップホルダーなどを照らすエンハンスドスペクトラムライティングに8種類のブレンドエフェクトカラーを追加。これらに加えてインテリアでは、フルハイビジョンと同等の解像度を持つフレームレスデザインのリアカメラミラーを新採用している。

新しいラインナップと価格は以下の通り。
・カマロLT RS:529万2000円
・カマロ コンバーチブル:615万6000円
・カマロSS:680万4000円

また今回のマイナーチェンジモデルの導入にあたり、初代モデルなどで人気を集めカマロのヘリテージを象徴するというオレンジのエクステリアカラー「クラッシュ」を採用し、ブラックカラーのセンターデカールやブラックペインテッドホイールを装備した特別限定車「シボレー・カマロ ローンチエディション」も同時発売される。「LT RS」ベースが20台、「SS」ベースが30台の限定販売となる。価格は以下の通り。
・カマロLT RSローンチエディション:561万6000円
・カマロSSローンチエディション:712万8000円