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ヤマハ、新『インプレスUD+2』を発表。前作ユーザーの阿部レポーターが駆けつけ【事件です】
23日、都内にてヤマハの新製品発表会が行われ、『インプレスUD+2』シリーズがドライバーからアイアンまでフルラインナップで10月5日に生まれ変わることが発表された。登壇したのはヤマハ関係者以外に、タケ小山、鹿又芳典、日テレ『スッキリ』レポーターで俳優の阿部祐二氏。
■追加された2つのテクノロジー■
その名のとおり、『インプレスUD+2』シリーズの最大のメリットは【+2番手の飛び】。今回生まれ変わった第2世代も、前作と同じ「プラス2番手テクノロジー」を継承しているが、新たに加わったテクノロジーが2つある。
1つ目は、ドライバー、FW、UTのウッドに追加された「ヘッドターンエネルギー構造」。フェース全体をシャフト軸から遠ざけることで、ヘッドがターンするエネルギーが大きくなり、初速アップに成功しているという。壇上の鹿又氏から「重心距離が長くなったのでは?」と突っ込みが入るものの、開発陣は「33度の大きな重心角があるため、しっかりつかまります」と胸を張る。
2つ目は、ドライバーからアイアンまで全てに入った「チップウェイトテクノロジー」。シャフト先端部におもりを配置することで、インパクト時の無駄な動きを抑え、ボール初速だけでなく、最適な打ち出し角、スピン量も実現して、さらなる飛びに磨きをかけたとか。
いち早くテストした鹿又氏は「ヘッドとシャフトが一体化されて、インパクトゾーンで平行に真っすぐ動く感じがする」とその効果を語り、タケ小山氏も「7年間も温めてた隠してたテクノロジーなんでしょ?」と、開発陣に「出し惜しみはいけない」と文句を言っていた。
■“飛び”だけじゃなく“安心感”が違う■
また、今回のウッドは投影面積の拡大などで左右慣性モーメントが高められ、方向安定性が約20%アップ。構えやすさ、振りやすさ、当たりやすさ、爽快な打球音などなど、アベレージゴルファーが求めるすべての【安心感】を追求している。
タケ小山氏は、「前のモデルは構えたときのドライバーからのつながりがイマイチだったけど、今回のモデルは本当につながりが良くなっていて、素晴らしいよね。どのクラブも“構えれば上がってくれる”と誰でも分かるし、顔のフローが揃っている。ウッドもそうなんだけど、アイアンまで本当に構えたつながりがいい」と、絶賛。
前作『UD+2』をドライバーからアイアンまで約2年間フルセットを使用している阿部レポーター。「えっ、ボクは前のシリーズもすごく気に入っているのに、コレよりもっといいんですか?『UD+2』は、ゴルフから離れていたボクを再び引き戻してくれたクラブなんですよ?」と、納得のいかない表情を浮かべていた。
■新しい『UD+2』は誰が使うべきなのか?■
前作が大ヒットしているだけに、ゴルファーの大半は既に『インプレスUD+2』が、プラス2番手の飛びをうたうクラブだと知っている。では、新しいモデルはどんな人が使うべきなのか? タケ小山氏がまとめた。
「【1】練習しない人。【2】一度飛距離が出なくなって、嫌になってゴルフをやめた人。【3】一緒に回っている組の中で、人一倍飛ばしたい人」これに対し、阿部レポーターが「全部、ボクじゃないですか!」と応じる。
鹿又氏は、「ボクは『UD+2』がゴルフを変えていると思う。やっぱり同じ170ヤードを打つのに、打ちやすいやさしいクラブを使った方が得じゃないですか。こんなにいいものがあるのに使わなくて困ってるなんて、つまんないですよ」と、どんなゴルファーでもやさしいクラブを使うべきだ!と語る。
■アマチュアがプロの常識を変える!?■
阿部レポーターの妻、まさ子さん(旧姓・磯村)は、元トーナメントプロで、現在はティーチングプロ。娘で昨年のミス・ユニバース日本代表の桃子さんも、ジュニアからプロを目指していてベストスコア「68」のゴルフ一家だ。
ところが、事件を追いかける多忙な生活から、ゴルフから一旦離れていた阿部レポーター。2年前に前作『UD+2』シリーズに出会ったことがきっかけで、再びゴルフを再開。現在は、「一家で一緒にゴルフを楽しむことが増えた」と言う。
「私ね、『UD+2』の短い番手で打てるアイアンが一番すごいと思うんですよ。家内や娘が7番で打つところを、ボクはPWですよ? 当初は家内から【アイアンは飛ばすクラブじゃない】なんて言われましたけど、アマチュアのボクのゴルフを見て2人とも考え方が変わりましたからね。『UD+2』はアマチュアだけじゃなく、プロも使いたいって、ボクを見て気づいたみたいですよ」
このエピソードに、タケ小山氏がすかさず反応。
「ここだけの話ね、シニアツアーに出場するプロゴルファーでもこっそり『UD+2』を入れている人がいっぱいいますからね。昔は飛ぶアイアンに関しても【前に飛ぶだけでいい】なんて考えだったけど、今シニアプロが考えているのは、【飛んで狙ったところに集まって止まる】から、これを使ってます」
この話に一同頷き、鹿又氏も「アイアンは飛ばすクラブじゃないなんて言う人も多いですけど、そういう考えの人はそのままでもいいですが、こういうやさしくて飛ぶクラブを全部のゴルファーに使ってほしい」と、話していた。
なお、裏話だが、このトークセッションが行われたのは14:30からだが、阿部レポーターの参加が決まったのは当日の午前11時。打ち合わせなしの本音トークだったという。日テレ『スッキリ』のレギュラー番組で事件に駆けつける本業のため、スケジュール調整が厳しい状況だったとか。
ところが、どうしても本人は参加したくて駆けつけたとのこと。「ボクみたいにゴルフから一旦離れていた人間って、再開するのも勇気がいるんですよ。そんなボクにゴルフの楽しさを再び感じさせてくれたクラブが『UD+2』なんです。ボクみたいにゴルフから離れている人は、ぜひ使ってほしい」と、熱く訴えていた。
新しい『インプレスUD+2』シリーズ、商品詳細はホームページを要チェックだ。