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挑戦者ファンドで代表パートナーを務める本田圭佑が新プロジェクト発表
起業者支援などを展開する「WEIN挑戦者FUND」を傘下に持つWEINグループは11日、21世紀の課題解決に挑む挑戦者が抱えるすべての課題を解決するため、「株式会社WEIN Financial Group」と挑戦者をサポートする「株式会社WEIN Incubation Group」を新たに設立することを発表した。
会見には、ネスレ日本元社長の高岡浩三氏らとともに「WEIN挑戦者FUND」の代表パートナーを務めるサッカー元日本代表MF本田圭佑(34=ボタフォゴ)もブラジルからオンラインで参加。その中で挑戦者を応援するための「エンジェル投資枠」の新プロジェクトの立ち上げを発表した。
すでに本田はスタートアップへの投資を行ってきたが、その対象はある程度の形ができつつある団体や事業で「ここで投資できない若い会社、シードアーリーを見過ごすわけにはいかない」という思いも抱えていたという。
そこで今回は大学生や中高生を対象にした学生コミュニティを発足。「たとえば、モノづくりは好きだけど起業には興味がない、そんな人に僕は会いたい。僕が探しているのは、ぶっ飛んでいる人、言葉は良くないけどイカれている人。イカれていながらコツコツやるような絶妙なバランスを持った人に会いたい」と挑戦者支援の思いを熱く語った。
本田は自ら「中毒者」であるとし、「夢を持って熱く戦っている人を見ると、応援したくなるという中毒者」だという。今後、専用フォームから希望者を募集する。本田の目にかなうような野心を持った若者は現れるのか。