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話題の新型レヴォーグとRAV4、ジャンルは違えど人気モデルの2台をサクッと比較!
2020年10月15日に正式発表となったスバル 新型レヴォーグ。8月20日より始まった先行予約では既に8290台の受注を確保するなど、順調な滑り出しを見せている。今回はそんな話題の新型レヴォーグを、ジャンルは違えど価格帯が近い現在人気の車種「トヨタ RAV4」と写真で見比べながら内外装のデザインを比較していく。
新型レヴォーグとRAV4の内外装をチェック
外装
新型レヴォーグは全長4755×全幅1795×全高1500mmと先代モデルから全長が65mm、全幅15mmほど拡大。その代わり後席のレッグルームを広くするなど快適性が向上。先代モデルには1.6/2リッターターボエンジンの2種類をラインアップしていたが、新型は1.8Lターボに集約。先代モデルに装備していたツーリングアシストなどを装備するアイサイトVer.3を標準装備としたほか35万円上乗せすれば手放し運転、フル液晶メーター、さらに12.3インチの縦型モニターが装備される。価格は310万2000円〜。
対するトヨタ RAV4は2019年4月にデビュー。2019-2020日本カー・オブ・ザ・イヤーを受賞するなど、高い評価を集める。ボディサイズは全長4610mm、全幅1865mm、全高1690mm、ホイールベース2706mm(Adventure)。外装のデザインはいかにもSUVらしいアグレッシブなデザインでアウトドアレジャーで使い倒すのが似合う。価格は274万3000円〜。
内装
新型レヴォーグでは、アイサイトXを装着すればフル液晶メーターや12.3インチの縦型モニターが装備される。エアコンはもちろん左右独立式を採用するほか、リアシートには先代には設定のなかった吹き出し口を2つ用意するなど快適性を大幅改善されている。
いっぽうRAV4のインテリアは、華美なところはないものの精緻で上質な雰囲気。視界も良好。オーディオはオプションだが、写真の9インチワイドナビなどがセレクト可能となっている。
パワートレイン比較
新型レヴォーグの新エンジンは、1795cc水平対向4気筒直噴ターボ。パワーは直線的な伸び方を見せ、5200rpm以上でピークパワーを発し続ける。トルクの方は走りはじめてすぐの1000rpmから高いトルクを発揮し、1600-3600rpmで最大トルクとなる。そこから先はパワーが担うため、どの回転域でもパワフルに走ることができる楽しいエンジンだ。
RAV4はノーマルエンジンとハイブリッドを用意する。4WD仕様は車両重量が1500kgを超えるので、2リッターエンジンはパワフルではないが、吹き上がりは活発。特に4500回転付近からの伸びが良い。またRAV4のノーマルエンジンはノイズが抑えられ、回転感覚が滑らか。ハイブリッドはRAV4が2.5リッターエンジンをベースにしたこともあってパワフルだが、ノイズが大きい。2リッターのノーマルエンジンに比べると滑らかさが乏しく、少し粗さを感じる。