プレゼンテーション「【Tokyo Motor Show 2017】BMW Press Conference」

ビー・エム・ダブリュー株式会社 / 技術

【Tokyo Motor Show 2017】BMW Press Conference

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chibica (チビカ)

【東京モーターショー2017】BMWブースから、新型8シリーズ、Z4コンセプト、新型X3、6シリーズグランツーリスモをご紹介!

BMWでは新型8シリーズがお目見え!

クーペデザインの8シリーズ、超かっこいい!じゃないか!!!

BMW 新型8シリーズのコンセプトモデルが登場!
スタイリッシュなクーペデザインで超クール!超かっこいい!
このBMW「コンセプト8シリーズ」は、ほぼ市販されるモデルに近いものと考えていいでしょう。

BMWならではのキドニーグリルがさらに未来的に、かつ優雅に存在感を放つフロントマスク、全体のフォルムが醸し出すラグジュアリーな曲線美、駆け抜ける喜びを提供するBMWらしさを感じさせるスポーティなデザイン、そのすべてが8シリーズこそがBMWの最高峰であることを物語っています。

BMW 8シリーズは20年ぶりの復活を遂げる!

もともとBMW 8シリーズは、6シリーズの後継モデルとして1989年のフランクフルトモーターショーでデビューしていたんです。
当時は破格のV型12気筒エンジンを搭載したスーパーカーで、従来の自動車メーカーの中でも類を見ないようなクーペデザインのスーパーカーでした。
それがそのまま市販化されていたんですね。(最終的にはV8モデルのみになります)
しかし、ポルシェやメルセデスSLクラスなどとの勝負に勝てず、1999年3月に生産が終了しています。

それが今回、約20年ぶりに復活を遂げることになったわけです。
東京モーターショーでの8シリーズコンセプト

発売が待ち遠しい!気になるBMW8シリーズの価格は?
2018年の市販化に向けて動いているようですが、気になるのはその価格です。
現在のBMWフラッグシップモデルである7シリーズが、¥10,660,000~。
同じクーペモデルの最高峰である6シリーズクーペが¥10,760,000~であることや、M6クーペになると¥18,540,000~であることを考えると、恐らくは1,200~1,500万円前後の価格帯になるのではないかなと思われます。
ちなみにBMW i8が¥20,340,000~なので、市販化される仕様次第では2,000万円超えもあるかもしれないですね。

BMW 新型Z4 コンセプトモデルもお目見え!

今年のBMWは気合いが違う!新型Z4も超クールでしびれるぜ!

BMWの今年のコンセプトモデルのもう一つの目玉が『BMW Z4』です。
今回のコンセプトモデル『BMW Z4』は、BMWの”駆け抜ける歓び”を純粋に表現したモデルとのこと。

現在のBMW Z4はクーペデザインとオープンカーの2種類がありますが、今回お目見えしたのはオープンカーモデルのコンセプトデザイン。
そもそもBMW Z4は、それまでBMWのスポーツクーペとして不動の人気を誇っていた『BMW Z3』の後継機として2002年に登場しました。2006年にはクーペモデルも追加されています。

モーターショーでありがちな近未来デザインでも、ちょっと古さを感じさせるデザインでもなく、BMWの伝統を良い形で受け継ぎながら、少し先の近い将来を見据えたデザインは個人的にはとても好感が持てるものでした。

今回の『BMW Z4』は第三世代となる

初代 BMW Z4は2003年に登場し、2008年まで現役でした。
Z3の後継車種であるものの、実質的な位置づけはZ3の上位モデルです。

2代目は2008年12月13日に発表されました。
現在でも販売されており、根強い人気を誇っています。

東京モーターショーでのBMW Z4コンセプト

発売されたばかりの『BMW 6シリーズ グランツーリスモ』

完全なるフォルム、それがBMW 6シリーズ グランツーリスモ

すでに10月23日より先行限定モデルが発売されている『BMW 6シリーズ グランツーリスモ』。
BMWが”完全なるフォルム”と形容するように、その存在感は際立って美しいものでした。

5シリーズのグランツーリスモの上位モデルとなりますが、『BMW 6シリーズ グランツーリスモ』はあらゆる面において5シリーズを超える存在感を放っています。

スポーティかつエレガント。
ダイナミックかつラグジュアリー。
まさに”駆け抜ける喜び”をそのまま貫いたそのデザインは、BMWの本気度を感じさせる洗練された1台です。

BMWコネクテッド・ドライブは大幅に進化

進化したBMWコネクテッド・ドライブ。
ドライビング・アシスト・プラスでは、渋滞時や高速道路などでの自動走行のほか、見通しの悪い交差点の通行や車線変更時にも的確にナビゲートしてくれるとのこと。
ドライバーがハンドルを操作できない場合や操作をしなくても良い状況を判断し、車両が代わって操作を行ってくれるのです。

東京モーターショーでのBMW 6シリーズ グランツーリスモ

更なる進化を遂げた新型『BMW X3』

全てにおいて”期待を上回る進化”を遂げたニューBMW X3

今回で3代目のフルモデルチェンジとなる『BMW X3』。

エクステリアデザインはX5やX6のようなキドニーグリルとヘッドライトがつながるデザインではなく、現行X1に近いデザインへと移行しました。

インテリアデザインでは現在のBMWの主流であるドライバーオリエンテッドなデザインとなり、10.25インチのタッチパネル式コントロールディスプレイを搭載しています。

同一セグメントでの競合他車を凌駕する運転支援システムを搭載しているのも特徴。
「ドライブアシストプラス」と呼ばれるもので、BMW 5シリーズと同じくルームミラーに搭載されたステレオカメラとミリ波レーダーセンサー(前方3基、後方2基)を装備しており、あらゆる方向を監視できるシステムであるのことです。

高速走行時に車線中央を走行しやすくなるステアリング&レーンコントロールアシスト。
側面衝突回避のアクティブサイドコリジョンプロテクション。
などの最新の安全装備が充実しているのも大きな特徴の一つです。
東京モーターショーでの新型BMW X3

まとめ

今回の東京モーターショー2017のBMWブースでは、他のメーカーのような革新的なデザインやコンセプトの未来的なクルマや、今年話題だったEVやAIなどの技術展示などといった目玉はありませんでした。

しかし本来クルマは、BMWが提唱する”駆け抜ける歓び”があってこそのものだと思います。

そのコンセプトを実に現実的に、実に美しく、あらゆるニーズに応えられるようにラインナップさせて展示していたBMWは、とても素晴らしいメーカーであるとともに、やはり世界のクルマ産業をリードしていくパイオニアの一つであることを感じさせてくれました。

伝統美を重んじつつ新たなデザインを取り入れているところ。
猛烈にアピールするわけでもないけれど、他社よりも少し先を行っている安全技術。
スポーツもオンロードもオフロードもすべてのニーズを網羅するラインナップ。

こういった気配りが、世界のトップであり、憧れであり続けるメーカーなんだな、と感じました。