AUTOCAR JAPAN
改良新型ミニ・ジョン・クーパー・ワークス・クラブマン日本発売 実車を撮影 306ps
ミニJCWクラブマンが、改良新型になり、日本発売。その実車を撮影してきました。最高出力306ps、最大トルク45.9kg-m。内装のスポーツシートもご覧になれます。
最高出力 75psアップ
BMW日本法人は、ミニの高性能モデルである改良新型ミニ・ジョン・クーパー・ワークスの「クラブマン」「クロスオーバー」を発売した。
強化クランクシャフト、専用ピストン、ターボなどを新しくした直4ツインパワー・ガソリン・エンジンを搭載。先代モデルより最高出力が75ps、最大トルクが10.2kg-m向上している。ここではクラブマンの実車写真を紹介したい。
45.9kg-mのトルク
発表会に登壇したアイリーン・ニッケイン・マーケティング・マネージャーは、「ジョン・クーパー・ワークスは、モータースポーツのヘリテージを体現する重要なサブブランドです。それも、306psということで、最もパワフルなミニとなっています」と改良新型を紹介。
「わたし達をチャレンジャーにしてくれるクルマ。チャレンジャーとは、常に挑戦し、模索するヒトです。ジョン・クーパー・ワークスこそが、ブランドの頂点と考えています。JCWクラブマンは、ジョン・クーパー・ワークスのなかで2番目に売れているモデルで、日本でも人気ですし、チャレンジャー向けのクルマです」
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ユニオンジャックを模したテールライト
「是非、試乗をしてください。いかなる言葉をもってしてもジョン・クーパー・ワークスを正しく正確に伝えることは難しいです。乗ってみて初めて、サウンド、450Nm(45.9kg-m)のトルクを感じることができます。本当に中毒的にお好きになると思います」とコメントした。
ミッション/ブレーキも強化
改良新型クラブマンは、直径を25mm大型化した360mmのフロント・ブレーキ・ディスクを採用するほか、排気音はJCW専用に調整。従来モデルより直径を10mm太くした95mmのツインエグゾースト・パイプを装備する。
パワーアップに伴い、トランスミッションは新しい8速スポーツ・オートマティックに。フロント・アクセルには機械式ディファレンシャル・ロックを採用し、DSC(ダイナミック・スタビリティ・コントロール)との組合せによって、雨天時などのコーナリングも、駆動力を安定して路面に伝達できるという。
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ジョン・クーパー・ワークス・クラブマン
また、ローンチ・コントロールを採用することで、サーキット走行でのスタート時に、車両の性能を極限まで引き出す発進加速を可能とした。
内装/スペック
内装は、人間工学に基づいて開発されたJCWスポーツ・シートを標準装備。ヘッドレスト下部に「John Cooper Works」ロゴのバッヂが付いており、シートの縁取り部分が赤からグレーに刷新されている。
外観では、ミニを象徴する丸みを帯びたミラー・キャップが、空気抵抗を考慮した新デザインに姿を変えた。