プレゼンテーション「新型 MINI クラブマン 発表会」

ビー・エム・ダブリュー株式会社 / 技術

新型 MINI クラブマン 発表会

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AUTOCAR JAPAN

ミニ・クラブマン改良新型 クーパー/同Sを撮影 LEDテールライトは、ユニオンジャック

日本 世界3位のクラブマン市場

BMW日本法人は、ミニのワゴン・モデルである「クラブマン」の改良新型を発売した。

クラブマンは、それまでのミニのモデルより大きくて、5人が乗れること、上質な色使いとインテリアで人気を獲得。日本は世界で3番目のセールスを記録している重要なマーケットだ。

その日本で、改良新型クラブマンが披露された。ここでは、発表会場に展示されたクーパー(黒)、クーパーS(赤)の写真をご紹介したい。

発表会に登壇した、ミニ部門でマーケティング・マネージャーを務めるアイリーン・ニッケインは、「(クラブマンは)ジェントルマン向けのクルマ。日本のジェントルマンというのは、人生において上質なものを楽しむヒト。職人の技、細部へのこだわり、品質にこだわるヒト。またクラブマンのお客様が、ディテールにこだわっているということを聞いて本当に嬉しい」と新しいクラブマンを紹介。

「(デザインを率いる)オリバー・ヘイルマンは、ミニ・クラブマンは抑えられた美を体現している、と話しています。これは明らかな明白な美ではなく、繊細にディテールにこだわってデザインされています。真のプレミアム・クオリティ、すなわち品質、上質を現しています。まさに、日本の紳士の方々に適した言葉ではないでしょうか」と日本における人気ぶりを分析した。

左右対称でないユニオンジャック

改良新型のデザインについては、ミニ部門の山口智之 営業部長が、「まったく新しいグリル、まったく新しいヘッドライト。ポジションライトが丸く光り、ウインカーを点灯させるとサークル部分がウインカーとして機能します。そしてLEDのフォグライト、ポジションライトを採用しました」と説明している。

話題は、ユニオンジャックを模したLEDテールライト。実は、ユニオンジャックの旗は、左右対称ではない。それをテールライトとして成立させるために、ミニのデザイナー陣は工夫をこらして、対称に見えるように作ったそうだ。

ガソリンのエンジンは新しくなったほか、ワン/バッキンガム/クーパー/クーパーSは7速DCTを搭載。クーパーD/クーパーSオール4/クーパーSDは8速オートマティックを採用した。

また、運転支援システムとして、前方車に自動で追従し必要に応じて減速、停止、発進を行うアクティブ・クルーズコントロール(ストップ&ゴー機能付き)、前車接近警告機能、衝突回避・被害軽減ブレーキを標準装備。オプションで、リアビューカメラ、パーキング・アシスト、パークディスタンス・コントロールが選択可能となっている。