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2019年輸入車販売台数No.1はBMW。2020年も新型車投入攻勢へ
2020年1月28日、ビー・エム・ダブリュー株式会社は新春記者会見を開催しました。この会見では、同社の2019年の総括と2020年の展開、日本初公開となる新型M8 グラン クーペのアンヴェールと2019年10月に発表された新型2シリーズ グラン クーペのマーケティング戦略について発表されました。本記事では、ビー・エム・ダブリュー株式会社の2019年の統括と2020年の展開についてお伝えします。新型M8 グラン クーペと2シリーズ グラン クーペについては下記の記事をご覧ください。
2019年はBMWブランドで46,814台、MINIブランドで23,813台(ともに四輪車)、合計70,627台の販売実績となり、5年連続インポーターNo.1となりました。MOTORRAD(二輪車)は5,007台で前年同様の実績とのこと。
数々の受賞
2019年から日本国内発売開始された新型3シリーズが 「第40回 2019-2020 日本カー・オブ・ザ・イヤー」の「2019-2020 インポート・カー・オブ・ザ・イヤー」と「2020年次RJCカー オブ ザ イヤー」の「2020年次RJCカーオブザイヤー・インポート(輸入車)」をダブルで受賞しています。新型3シリーズは先代も受賞しているため、2世代連続しての受賞となりました。
また、Z4が「日本自動車殿堂カーデザインオブザイヤー」を受賞、2輪車では「1000RR」と「R 1250 GS アドベンチャー」が「日本バイクオブザイヤー2019」の輸入車部門で最優秀金賞と金賞を受賞しています。
リサーチ&ディベロップメント拠点
ヴィードマン社長は、世界で14拠点あるBMWグループのテクノロジー・オフィスの一つが東京にあることを強調しました。
また、BMWグループが日本の企業と協業していることも強調。
BMWグループと日本のサプライヤーは重要で密接な関係性があることを述べました。
日本市場を重視した開発
BMWグループでは初となる、ハンズ・オフ(手放し)機能付き渋滞時運転支援システムを開発したのは、渋滞の多い日本市場を重要視してのことと語られました。
ヴィードマン社長のスピーチの終盤は日本での文化活動でした。BMWグループが日本の文化と深く触れ合うことで、さらなるコミュニケーションの強化を図っていこうとする姿勢を強く感じることができました。
2020年も新型車投入攻勢へ
BMWの2019年は新車投入攻勢をかけ、BMWで21台、MINIで7台、BMW Motorradで8台の新型車を日本市場に導入しました。これはBMWにとって過去例をみない異例の大量新型車投入とのことでした。ヴィードマン社長は2020年も新型車投入攻勢となると語っています。差し当たって2月には、MINIの特別なジョン・クーパー・ワークスの発表があることの予告がされました。