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【BMW 5シリーズ 改良新型】デザイン責任者「より力強く、モダンなクルマに」
ビー・エム・ダブリューは9月28日、外観デザインの変更や運転支援機能の拡充など一部改良を施した『5シリーズ』を発売した。価格は678万円から1142万円となっている。
BMW本社でデザイン責任者を務めるドマゴイ・ジュケッチ氏は同日行われたオンライン発表会で外観デザインの変更について「より力強く、モダンなクルマとなった。ひと言で言えば存在感が増し、表情が豊かになり以前にも増して現代的だ」と述べた。
その上で「これを実現するためにフロント全体のデザインを見直した」とし、具体的には「新しいキドニーグリルは、よりシャープな輪郭によってさらに幅が広がり、より一層際立つ。ハイライトはヘッドライトで、より鋭く前方を見据えながらもモダンな顔つきを施している」と解説。
リアデザインに関しては「間違いなく目を引くのは新しいコンビネーションライト。クラシックなL字型のテールライトは大胆かつモダンにし、ボディから立体的に現れる。ブラックの部分は強いコントラストを出し、グラフィックでハイテクな表情を強調している。ディフューザーに組み込まれたエキゾーストパイプはすべてのモデルに装備されている」と述べた。
さらにジュケッチ氏は「お客様のことを考え2つの“THE 5”を提供する」とし、「Mスポーツパッケージは表情豊かなキャラクターを強調するためにデザインを完全に見直した。同時にそのエレガントでラグジュアリーなスタイルにより、ベースモデルとは大きく差別化されている。正確なラインとすっきりしたサーフェスにより、ラグジュアリーでダイナミックなデザインとなっている」とも話していた。