プレゼンテーション「(株)NTTe-Sports 設立記者会見」

株式会社NTTe-Sports_NTT東日本 / 技術

(株)NTTe-Sports 設立記者会見

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NTTが新会社「株式会社NTTe-Sports」を設立!eスポーツに特化した事業概要も発表

NTT東日本は2020年1月21日(火) 11:00よりeスポーツに特化した新会社「株式会社NTTe-Sports」の設立記者会見を行い、会社概要の説明を行った。

新会社設立の目的
「株式会社NTTe-Sports」は2020年設立予定の新会社となっている。

近年eスポーツ市場規模の拡大、全国的な取り組みの広がりを背景に、eスポーツに関するイベントの企画、請負、施設運営、ICTソリューションの提供、サポート(教育)の充実、それらによる地域活性化などに取り組んでいくとしている。

共同出資にNTTアド、NTT西日本、NTTアーバンソリューションズ、スカパーJSAT、株式会社タイトーが名を連ねており、様々な方向でのeスポーツ市場を展開していくとしている。
「株式会社NTTe-Sports」の近日中の取り組みとしては2020年夏に東京 秋葉原UDX内にシンボルプレイスをオープン予定

2020年5月に開催される「闘神祭2020 -World Championship of ARCADE-」を株式会社タイトーと共同開催

株式会社サードウェーブと共にeスポーツ部発足支援プログラムの提供拡大・サポート提供を行っていくと発表された。

エキシビジョンマッチを開催

「株式会社NTTe-Sports」の設立記者会見では、実際に現在のeスポーツを体感してもらうべく、エキシビジョンマッチ「RISING STAGE」が開催された。

ぷよぷよeスポーツ
最初はSEGAから発売されているパズルゲーム「ぷよぷよeスポーツ」を使用して、遠距離での通信対戦と、戦況分析・可視化システム「CLIP-LIVE」の説明が行われた。

NTT東日本社員で構成されたeスポーツチーム「TERA HORNS(テラホーンズ)」の長谷部さんが実況を担当し、同じくTERA HORNSの柴田さんと北海道 八雲病院にいる吉成選手とのエキジビションマッチが行われた。
この試合では「CLIP-LIVE」を用いての試合状況の説明も行われた。

見せ場のハイライトや、画面内の「ぷよ」の数がグラフ表示、どのタイミングで連鎖が発生したかと、ゲーム画面以外にも視覚的に試合展開がや状況がわかりやすく確認できるのが「CLIP-LIVE」の特徴となっている。

ストリートファイターV タイプアーケード

eスポーツの代名詞とも言えるCAPCOMの人気対戦型格闘ゲーム「ストリートファイターV」を使用してのエキシビジョンマッチも開催された。

ゲーム実況になないさん、プレイヤーとしてG-STAR GAMINGのプロデューサーでもある倉持由香さん、株式会社スクウェア・エニックスで勤務しつつ、Team Liquid所属のプロゲーマーというネモ選手が登場し、「株式会社NTTe-Sports」の取締役副社長に就任予定の影澤潤一さんの3名が、全国のゲームセンターで稼働している株式会社タイトーの「ストリートファイターV タイプアーケード」を使用して実際に対戦を行った。

日本全体のeスポーツの発展に

記者会見の最後に行われた質疑応答において、「株式会社NTTe-Sports」は5年で40億円の営業利益を目指していると発表した。

現在もなお成長し続けていくeスポーツ市場において、NTTの通信網やネットワークに関するノウハウが加わることでより一層業界全体の大幅な成長が見込めることだろう。

今後の展開に注目していきたい。