プレゼンテーション「au WALLETポイント発表会」

KDDI株式会社 / 技術

au WALLETポイント発表会

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「au PAY」発表会詳報。au WALLET残高1,000億円超の活用促進、年度内に100万カ所以上で利用可能に

KDDIは、バーコードやQRコードを使うスマホ決済「au PAY」を4月9日に開始することを発表。本日、「au WALLETポイント発表会」を開催し、その概要や狙いについて説明した。

2014年に物理カード決済のプリペイドカードとクレジットカードでサービス提供を開始したキャッシュレス決済「au WALLET」。通信とライフスタイルの融合を目指し、様々なサービスを提供するKDDIだが、同社取締役執行役員専務 コンシューマ事業本部長・東海林崇氏は「特に欠かせないのが金融」と指摘。「auじぶん銀行」「au損保」「auアセットマネジメント」「auカブコム証券」「auフィナンシャルサービス」「au Reinsurance」などの金融サービスを提供し、「金融に対して一番本気で取り組んでいる通信会社であると自負している」と訴える。

そこで、「キードライバーとなる」と語るのが「au WALLET ポイント」。同社では「auスマホ」「auひかり」「auでんき」「Wowma!」などのサービスを通し、月々の利用額にあわせてau WALLET ポイントが自然に貯まっていく仕組みが構築されている。しかも、ポイントチャージの際には1円が1ポイント以上に、ポイント決済時には1ポイントが1円以上に可変できるのが大きな特長だ。

2月時点で、全ユーザーのau WALLET チャージ残高とau WALLET ポイント残高の合計金額は1,000億円超にのぼり、「脱・埋蔵ポイント。au WALLET ポイントを一番身近なサイフにしていきたい」と意気込む。その活用を促す新サービスが4月9日に開始する「au PAY」。au WALLETの決済手段としては、2016年から非接触決済Apple Pay(QUICPay)もスタートしているが、そこにバーコードやQRコードを使うスマホ決済「au PAY」が新たに加わるかたちになる。

au PAYは、au WALLET アプリをバージョンアップすることで利用が開始できる。au WALLETを使用できるお店は続々と拡大しており、中小加盟店の新規開拓を推し進め、2019年度内に100万カ所以上に拡大する。

同時にau WALLETへのチャージ手段も、新たに全国に約2.5万台超あるセブン銀行ATMでの現金チャージ、残高不足の際にその場で不足額をリアルタイムでチャージ&決済できる通信キャリアならではのauかんたん決済、手持ちが少ない時にスマホから最短30分の審査で借り入れができるau WALLET スマートローンの新手段が加わる。

バーコードやQRコードを使うスマホ決済では後発となったが、同社ライフデザイン事業本部新規ビジネス推進本部副本部長・中井武志氏は「お客様にすぐにご利用いただくために、アプリを落とし、チャージをしてという手間と継続性が大事になる」と指摘。そのハードルの低さは「auの秀でたところ」と優位性をアピール。「十分に戦っていける」と自信を示した。

au WALLETは現在、auのお客様限定で4,000万契約あるが、今夏を目途にau IDをオープン化予定。「au WALLET アプリをスマホ利用の中心に据え、新しい様々なサービスを利用する入り口にしていきたい」と力を込めた。