プレゼンテーション「au発表会 2019 Summer」

KDDI株式会社 / 技術

au発表会 2019 Summer

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ガジェット通信

au 発表会 2019 Summer:低容量・中容量の値下げとデータ容量上限なしの新料金プランを発表 新端末はガラホ含む9機種

KDDIは5月13日、『au 発表会 2019 Summer』を開催。新料金プランと新端末9機種を発表しました。

今回発表された新料金プランは、データ通信が低容量のユーザー向けに1GB/4GB/7GBの区切りで段階的に料金が決まる『新auピタットプラン』、中容量のユーザー向けに7GBの定額料金を設定する『auフラットプラン7プラス』、大容量のユーザー向けにデータ容量を無制限にする定額プラン『auデータMAXプラン』の3種類。

それぞれの料金プランの説明の前に、料金を提示する際の前提となっている“家族割”について説明します。新料金プランに合わせて、10月1日から提供される家族割が『家族割プラス』。対象プランに加入する家族が2人なら1人につき500円/月、3人以上なら1000円/月の割引を適用するというもので、6月1日から9月30日までは家族の人数にかかわらず最大割引の1000円/月の割引を適用する『家族割プラス スタートキャンペーン』を実施します。以降、新料金プランのスライドでは『家族割プラス』により1000円割引した前提で、かつ併用できる割引を適用した料金が表示されているので注意してください。

『新auピタットプラン』は、データ容量の区切りを1GBまで、4GBまで、7GBまでの3段階にした段階的な料金プラン。1GBまでの料金は2980円、4GBまでの料金は4480円、7GBまでの料金は5980円で、『auスマートバリュー』と『家族割プラス』(3人)を適用すると1GBまでは1980円、4GBまでは2980円、7GBまでは4480円になります。

『auフラットプラン7プラス』は、auユーザーの45%に相当するという、データ使用量が1GB~7GBの中容量ユーザーを対象にした料金プラン。7GBのデータ容量を定額5480円で提供します。こちらも、スライドでは『auスマートバリュー』と『家族割プラス』(3人)を適用した3480円として表示。

同プランで2019年秋以降には、『+メッセージ』のデータ通信、さらに『Facebook』『Instagram』『Twitter』といったSNSのデータ通信をカウントしないサービスの提供を予定。

『新auピタットプラン』『auフラットプラン7プラス』とも、7GB以上の通信があった場合は300kbpsの通信速度に制限されます。

『auデータMAXプラン』は、データ容量を無制限とする定額プラン。料金は8980円で、『auスマートバリュー』『家族割プラス』(3人)の適用に加えて、9月30日までに加入することで翌月から6
か月間、1000円割引となる『auデータMAXプラン スタートキャンペーン』を適用すると5980円に。なお、テザリング・データシェア・国際ローミング通信を利用する場合は20GB/月に制限されるとのこと。

3プランとも、通話料金は共通。5分以内の国内通話が無料になる『通話定額ライト』が700円、国内通話が無料の『通話定額』が1700円です。

新料金プランの提供時期は、『新auピタットプラン』『auフラットプラン7プラス』が6月1日から。『auデータMAXプラン』は夏以降を予定しています。

新端末は、エンターテインメントを楽しむハイエンドモデル4機種と、コストパフォーマンスが高いモデル2機種、ユーザーのニーズにこたえるセグメントモデル3機種の計9機種。

ハイエンドモデルは、『Xperia 1』『Galaxy S10+』『Galaxy S10』『AQUOS r3』をラインアップしています。

ソニーモバイルコミュニケーションズ製の『Xperia 1 SOV40』は、約6.5インチ(3840×1644)、21:9のシネマワイドディスプレイと3眼カメラを搭載。6月中旬の発売を予定しています。OSはAndroid 9.0、ディスプレイは約6.5インチ 有機EL(HDR対応)/4K、約1220万画素+約1220万画素+約1220万画素のメインカメラと約800万画素インカメラ、3200mAhバッテリー、6GB RAMと64GBのストレージを搭載。サイズは約W72×H167×D8.2mm、重量は約178g。カラーはブラック、ホワイト、グレー、パープル。

Samsung Electronics製の『Galaxy S10+ SCV42』は、約6.4インチのベゼルレス有機ELディスプレイとトリプルカメラ、デュアルのインカメラを搭載。5月23日の発売を予定しています。OSはAndroid 9.0、ディスプレイは約6.4インチ Quad HD+、約1200万画素+約1200万画素+約1600万画素のメインカメラと約1000万画素+約800万画素インカメラ、4000mAhバッテリー、8GB RAMと128GBのストレージを搭載。サイズは約W74×H158×D7.8mm、重量は約175g。カラーはプリズム ブラック、プリズム ホワイト。

Samsung Electronics製の『Galaxy S10 SCV41』は、約6.1インチ有機ELディスプレイとトリプルカメラを搭載。5月23日の発売を予定しています。OSはAndroid 9.0、ディスプレイは約6.1インチ Quad HD+、約1200万画素+約1200万画素+約1600万画素のメインカメラと約1000万画素インカメラ、3300mAhバッテリー、8GB RAMと128GBのストレージを搭載。サイズは約W70×H150×D7.8mm、重量は約158g。カラーはプリズム ブラック、プリズム ホワイト、プリズム ブルー。

シャープ製の『AQUOS R3 SHV44』は、発色数が1677万色から10億色に向上した『PRo IGZO』ディスプレイを搭載。5月下旬の発売を予定しています。OSはAndroid 9.0、ディスプレイは約6.2インチ Quad HD+、約1220万画素+約2010万画素メインカメラと約1630万画素インカメラ、3200mAhバッテリー、6GB RAMと128GBのストレージを搭載。サイズは約W74×H156×D8.9mm、重量は約185g。カラーはピンクアメジスト、プラチナホワイト、プレミアムブラック。

コストパフォーマンスモデルとして発表されたのがSamsung Electronics製の『Galaxy A30 SCV43』。約6.4インチの有機ELディスプレイと大容量バッテリーにより、動画の長時間視聴に適しています。5月下旬の発売を予定。端末価格は4万3200円(税込み)で、キャンペーンにより実質半額になる見込みとのこと。OSはAndroid 9.0、ディスプレイは約6.4インチ FHD+、約1300万画素+約500万画素のメインカメラと約800万画素インカメラ、3900mAhバッテリー、4GB RAMと64GBのストレージを搭載。サイズは約W75×H160×D8.0mm、重量は約176g。カラーはブルー、ブラック、ホワイト、レッド。

同じくコストパフォーマンスモデルとして発表されたのがHUAWEI TECHNOLOGIES製の『HUAWEI P30 lite Premium HWV33』。トリプルカメラによる充実したカメラ機能が特徴で、「Premium」とあるのはau限定で128GBの内蔵ストレージを搭載することから。5月下旬の発売を予定。端末価格は4万3200円(税込み)で、実質半額になる見込みとのこと。OSはAndroid 9.0、ディスプレイは約6.1インチ FHD+、約2400万画素+約800万画素+約200万画素のメインカメラと約2400万画素インカメラ、3340mAhバッテリー、4GB RAMと128GBのストレージを搭載。サイズは約W73×H153×D7.5mm、重量は約159g。カラーはピーコックブルー、パールホワイト、ミッドナイトブラック。

セグメントモデルとして、『TORQUE G04』、『AQUOS sense2 かんたん』、『GRATINA』の3機種が発表されました。

『TORQUE G04』は、京セラ製のタフネススマートフォン『TORQUE』新モデル。米国国防総省が定める調達基準“MIL-STD-810G”に加え、京セラ独自の耐衝撃、耐荷重、耐海水の試験を含む27項目の試験をクリアした、シリーズ最強の堅牢性と耐久性を実現。2400万画素+800万画素のデュアルカメラを搭載します。8月下旬の発売を予定。OSはAndroid 9.0、ディスプレイは約5.0インチ FHD、約2400万画素+約800万画素メインカメラと約800万画素インカメラ、2940mAhバッテリー、4GB RAMと64GBのストレージを搭載。サイズは約W73×H150×D13.4mm(暫定値)、重量は約203g(暫定値)。カラーはブルー、レッド、ブラック。

シャープ製の『AQUOS sense2 かんたん』は、スマートフォン初心者に向けた専用のホーム画面『AQUOS かんたんホーム』を搭載する端末。6月中旬の発売を予定。OSはAndroid 9.0、ディスプレイは約5.5インチ FHD+、約1200万画素メインカメラと約800万画素インカメラ、2700mAhバッテリー、3GB RAMと32GBのストレージを搭載。サイズは約W71×H148×D8.4mm、重量は約155g。カラーはブライトシルバー、ミントグリーン、クリアホワイト。

京セラ『GRATINA KYF39』は、いわゆる“ガラホ”と呼ばれるAndroidベースの携帯電話。『LINE』に加えて『+メッセージ』に対応し、5色のカラーバリエーションをそろえているのが特徴です。5月24日に発売を予定。ディスプレイは約3.4インチ FWVGA、約800万画素カメラ、1500mAhバッテリー、1GB RAMと8GBのストレージを搭載。サイズは約W51×H112×D17.4mm、重量は約125g。カラーは薄水色、桜色、綿雪、紺碧、墨。